防災訓練に中学生の参加

　2丁目自治会が10月27日に行う防災訓練を行う。マンネリにならないように毎年新しい企画を加えていく。今年はボランティアで中学生に参加して欲しい。そのお願いに学校へ行った。

　私たちの自治会は災害時援護者制度を持っていて登録してもらっているが、防災訓練に中々参加できない。歩くのは困難だが訓練に参加したいと希望される方がいても手助けすることができなかった。そこで防災倉庫に保管しているリヤカーか車いすで、会場まで案内することを考えた。

　この役を中学生に頼みたい。高校生や大学生は会社勤めをしている人たちと一緒ですぐには帰宅できないので、地元にいる中学生が頼りだ。今週末の体育祭の準備度お忙しい校長先生だったが快く引き受けてくださった。

　ただ、できれば学校の年間計画に加えた方が生徒を集めやすいと言われる。10月は部活の新人戦が多いので、急な話だとボランティアを集めにくいそうだ。確かにお願いするのが遅すぎた。それでも2丁目の生徒を中心に集めましょうと言ってくださった。

　今年は中学生の参加に加えて、避難所の状況をトランシーバーで訓練会場に伝える様子を参加者にお見せする。取扱い許可のいる上級のトランシーバーを購入したので小竹小学校だけではなく、二次避難所として考えている青菅小学校や井野中学校から2丁目への通信もはっきりと通じることはテスト済みだ。

　防災訓練の急激な変化はさせにくいが、同時多発火災が発生した時の対応や竜巻情報が出たときの対策について「まちを守る会だより」で案内し、来年の新しい企画に結び付けていきたい。