久しぶりに東京へ

　家内に笑われるのですがタウンダイレクトバス（高速バス）のPRです。久しぶりに東京に出る用事ができたので迷わずにバス利用で出かけました。我が家から数十メートルのユーカリが丘二丁目のバス停を定刻なら10時32分発の便です。

　ダイヤから5分遅れで到着のしたのですが、前にも書きましたが始発の停留所から2分で走れる距離ではないのでダイヤがおかしいのです。二つ目の停留所で3人が乗車してお客さんは5人になりました。

　東京までのコースは2ルートあるのですが、朝晩の2便を除き成田方面に戻りながら住宅地を回って四街道インターから高速に乗る便が主流です。東京に向かっては遠回りなので15分ほど所用時間が増えます。

　ところがこの遠回りがバス会社にとっては正解なのです。臼井駅で、染井野住宅地で、千代田団地でと停留所で止まるたびに1～3人が乗ってきます。インターから高速に入るときには25人に膨れ上がっていました。

　大型バスですから席は十分にあります。2人席をゆっくりと一人で利用できます。そして料金は始発駅を10時から15時までに出発する便は800円です。ユーカリが丘からの料金でも京成、JR利用とほとんど差がありません。

　途中の大規模住宅地や団地からの人たちは、バスで鉄道の最寄り駅へ出るのでの割安感はより大きいのでしょう。インターを入るまでの停留所はダイヤより早く通過することはせず、時間調整しながら走りますが高速に入ると流れに乗ります。

　高速がスムースに走れたので東京駅にはダイヤより15分も早い70分到着でした。車内ではゆっくりと新聞や本も読めますし、軽く昼寝をすることもできます。昨夜の飲み会でこんな話をしていたら、Hさんは「夜の下り便は補助席までいっぱい、並ばないと乗れないこともある」ということです。

　認知度が高まっているのです。混んで乗れないようでは困るのですが、採算のあう路線になって欲しいという願いは、もう心配しなくても良さそうです。