静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2012年10月07日 | 天のマナ

「あなたがたはわたしの手のうちにある」(エレミヤ18:6)  「谷間の泉」(カウマン夫人著)より参照

 世界で最も有名なバイオリンニスト、オーレ・ブルは、かつて放浪したことがありました。彼は森の中で道に迷い、偶然、隠者の住む丸太小屋を見つけ、そこの老人に迎え入れられました。その年老いた隠者は、キーキーと音がする使い古したバイオリンで、粗削りの曲をつまびきました。オーレ・ブルは、「わたしにそれを弾かせてもらえますか?」と。隠者は、「いや、無理だろう。わたしが弾けるようになるのに、何年もかかったのだから・・・」と答えました。オーレ・ブルは、そこの古い壊れかかったバイオリンを取り、弓を弦に当てました。すると突然、小屋は天上の音楽で満ちました。それを見て隠者は、子供のようにむせび泣きました。

 わたしたちは、時に自らを使い古した楽器、命の弦は切れ、命の弓は折れ曲がっているかのように感じます。しかし、わたしたちが、神に取り上げられて触っていただくならば、わたしたち自身から、響き渡る音楽が生み出されるのであります。天国のオーケストラから迷い出る必要はないのです。主人(主イエス)の手には古い傷跡(十字架の傷跡)が残っています。その手は、壊れたものを直すことができるのです。

2012/10/7 

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講壇の花

2012年10月07日 | 生花
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