静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日説教要約

2012年05月06日 | 説教要約

「天に昇られた主イエス」 使徒行伝1章1~11節

  40日間にわたって、弟子達に復活された主イエスは自らを現しました。そしてその使命を終え、天に昇られます。

Ⅰ 聖霊が降る

  なぜ、主イエスは昇天されたのでしょうか。それは使命である救いの業、贖いの業を十字架と復活によって成し遂げ、罪とその結果の死の解決を終えられたからです。また、聖霊が降られるためには、主イエスが昇天される必要がありました。ヨハネによる福音書14~16章の主イエスの最後の説教からわかります(ヨハネ14:16、15:26、16:7)。

  聖霊が降られる(使徒1:8)とどのようなことが起こるのでしょうか。聖霊なる神の働きは、イエスが救い主であることを示し、罪と義(救い)と裁きについて人々の目を開く(ヨハネ16:8,13)ことです。また、聖霊は、信じる者のうちに注がれ満たし、キリストの証人となる力を与えます。この力は、私達の存在をきよくし御霊の実を結ばせ、私達の行動に強さ与え御霊の賜物を豊かにし、キリストを証しさせるのです。

 Ⅱ 主イエスの再臨

  主イエスは、弟子達の見る前で、オリブ山から天に昇られ、雲に迎えられ、その姿が見えなくなりました(9)。天を見続ける弟子達に、神のみ使いが現れ彼らに主イエスの再臨を語りました。天にあげられた主イエスは、あなたがたが見たのと同じ有様でまたおいでになる。主イエスは、人間の目に見える姿でこの地上におりて来られるのです(Ⅰテサロニケ4:16~)。 

  この主イエスを、マラナタ(われらの主よ、きたりませ)との信仰をもって待ち望み、地上に置かれている間は、聖霊に満たされ力を受け、キリストの証人として用いられましょう。

2012/5/6 説教者 杉本守


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