静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2009年02月04日 | 説教要約
「神を見いだせる」  使徒行伝17章22~34節

 パウロは、ギリシャのアテネで宣教をいたします。この箇所より真の神はどういう方で、どうしたら見いだせるのかをみて行きましょう。

Ⅰ 偉大な神
 アテネは、文化の街で哲学が盛んであり、過去にはソクラテス、プラトン、アリストテレスなどが広場で語り合っていまして、その習慣が続いていました。文化や哲学(思想)が豊かになることは喜ばしいことでありますが、真の神から離れた文化や哲学は、結局、自己中心と高慢にたどり着き、アテネの街は、偶像と他人を軽んじるお遊びになってしまったのです。
 その中でパウロは、福音を語ります。「真の神は、人間に造られたり、人間が考え出したりする神ではなく、神自ら天地を創造し人間を造り命を与え生かし、宇宙を治めている偉大な唯一の神である」と語りました。

Ⅱ 近くにいる神
 「その偉大な神は、遠くにいる方ではなく、自らを人間にわかるようにあらわしなさっている方である。その方法は、宇宙や自然界による被造物を通して、神の摂理によって導かれている歴史を通して、さらには聖書と救い主イエスをこの世に送り、救いのわざをなさせたことによってである」と続けて語りました。
 「偶像を拝むことは無知であり愚かであり、真の神に失礼であるので悔い改めて、真の神を信じなさい」との勧めをしたのです。

 真の神は、見出そうとする者に自らをあらわし、お救いになられます。
 近くにおられるのですから。

2009/2/1 説教者 杉本守
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