静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2015年03月29日 | 天のマナ
「主イエスの赦しの中で人を赦す」
 
 「剛腕少女」として全米で話題のモネ・デービス投手(13歳)が活躍しています。昨秋のワールドシリーズでは第4戦で始球式を務めました。彼女に関するストーリーが映画化されることになりましたが、一人の大学生の野球選手が、「笑わせるな」とケチをつけました。大学側はこれを重く見て、この大学生を退学処分としました。この出来事を知ったモネ投手はメディアの取材に対し、「誰でも過ちを犯すもの。彼のツイートに私は傷ついたが、野球部を退部させられた彼は私以上に傷ついている。もう一度、彼にチャンスが与えられるべき」と語り、ブルームズバーグ大学に学生の野球部復帰を求めるメールを送ったというのです。大学側は「彼女の要求はその人柄をよく示している」とデービス投手のメールに感謝しながらも、退部処分に関しては「その決定が適当であるという考えは変わらない」という声明を発表しました。
 この記事を読んだ時、私はどちらが13歳でどちらが大学生かと思うと同時に、私もこの大学生と同じ過ちを犯す時があると思いました。そして13歳でありながらモネ投手の「誰でも過ちを犯すもの」と言って赦し助ける寛大な心に教えられました。「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(ルカ23:34)とのみ言葉が心に響きます。

2015/3/29
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