静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2011年05月15日 | 説教要約

「多くの実を結ぶ者は」 マタイによる福音書13章1~9節

 主イエスの「種まきのたとえ」から、主の御心に聴き入りましょう。「また、良い地にまかれたものとは、御言を聞いて悟る人のことであって、そういう人が実を結び、百倍、あるいは六十倍、あるいは三十倍にもなるのである。」(9節)

Ⅰ 多くの実を結ぶ

 私たちは、このたとえに出てくる良い地でありたいと願っています。それは30倍、60倍、100倍の多くの実を結ぶことができるからです。その実とは、信仰の実、品性の実、伝道の実ということができるでしょう。それぞれの地とは私たちの心の状態をあらわしています。良い地である良い心とは、頑なな心ではなく、奥底にかたい自我をもっている心でもなく、世のことに感心が強い世俗的な心でもなく、主の前にへりくだった信仰に立つ心であります。種が実を実らす環境、私たちの心もそのような環境を持ちたいのです。

Ⅱ 多くの実を結ぶ秘訣

 種とたとえられている神の言葉(聖書)には、命があり力があります。その力が私たちのうちに体験させらるのは、聖霊なる神によってであります。多くの預言者や義人ははっきりと福音(十字架と復活)を見る事ができませんでしたが、幸いなことに弟子達は主イエスによって、私たちは聖霊なる神によってはっきりと見ることができています。私たちの内に蓄えられているみ言葉には命があり力があり、聖霊なる神によってそのみ言葉は芽を出し根を張り、茎、枝、葉、花、実を結ばせるのです。私たちがすべきことは、み言葉を内に蓄えることなのです。

 今週もいただいたみ言葉を口ずさみ、み言葉の命、力を体験させていただきましょう。

2011/5/15 説教者 杉本守

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