静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2009年08月23日 | 説教要約
「あなたを心に留める神」 詩篇8篇1~9節

 この詩篇は、主をほめたたえる詩であります。どのような状況でどのような信仰告白が詩に綴られたのでしょうか。主の恵みをいただきましょう。

Ⅰ 偉大な神の栄光
 著者は、夜に満点の星を見て、この詩を綴ったのではないかと思われます。その星空に、神の創造の指の業を見ています。そして、その大自然、大宇宙が神の栄光をあらわし、神の名をほめたたえていることを改めて知るのです。
 私達も大自然を見るとその背後に人間をはるかに越えた存在である神を感じることであります。また、それと同時に自らの小ささや弱さ、はかなさをも知るのです。

Ⅱ 偉大な神のいつくしみ
 その世界を宇宙を創造され御手に治めておられる永遠の神が、なんと小さくはかなく罪深い人間にみ心に留め、顧みられているということに驚きます。私たちは、「果てしなく海に思う小さく弱い私の姿、神の目に映らなくても仕方ない者なのに」という詩がありますが、まさしくその通りの思いをします。しかし、そんな小さな私達を愛する神、神の愛の深さに驚くのです。
 「御心に留める」とは、「私達一人一人を覚えている」ということです。イザヤ49:16にあるように、私達の名を手のひらに刻んでくださっているのです。それは十字架によってと言えるのです。「顧みる」とは、「訪れる」と言うことです。私達は神が訪れてくださっていることを見逃してはいけません。

 神は偉大であり力強い方であり、私達に目を留め顧みてくださる方です。なんと幸いな真の唯一の神を信じさせていただいているのでしょうか。驚くばかりです。

2009/8/23 説教者 杉本守
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天のマナ | トップ | 講壇の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

説教要約」カテゴリの最新記事