天のマナ(2006/11/12)

「さがしなさい。そうすれば見い出すであろう。」

　教会にはいろんな新来会者が来られます。「悩みの解決を求めてくる人」、温かい交わりを求めてくる人」、「話を聞いてほしくて来る人」、「病気の癒しを求めてくる人」、「義理で来る人」などなどです。教会に来る動機、きっかけは様々でよろしいかと思うのです。

　しかし、教会で礼拝に参加し、賛美を聴き、祈りを聴き、聖書の御言葉に耳を傾け、聖徒の方々と交わって、主の恵みに満たされていく内に、求めの質が変えられる事がないとしたら。それはどこかおかしいのです。いつまでも、求めが自分の願望を叶える為であったり、教会や聖徒の方々に甘え的な依存をすることではいけないということです。そのことから変えられて、神が私に何を求めているのか、それにどう応えていくのか、時には自らの罪深い姿に気づかされ、悔い改める事も必要です。そして主イエスを信じる者になることです。なぜなら真剣に主を求める者は、主イエスを見出すからです。主に見つけてもらえるからです。そして、主の恵みを受けつつ、受けた恵みに応答して、献身を献げものと奉仕としてあらわし、主イエスに使える側に立つ事です。

　甘え的な依存的な信仰者から、大人としての自立した成熟した信仰者とされましょう。