静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2012年02月12日 | 説教要約

「結婚の祝福」 マタイによる福音書19章3~12節

 主イエスの許に来た人たちは様々でした。ここでは主イエスを試みためにパリサイ人達が近づいて質問をしました。

Ⅰ 神による結婚の制定

 「離婚」についての彼らの問いに、まず主イエスは「結婚とは何か」という根本的な答えをいたしました。結婚は神によって制定されたもので、神の人間に対する祝福であり、聖なるものであり重んじるべきことであります。神の召しにより二人は父と母とを離れ結婚によって一体(一心同体)となるのです。夫婦は対等で向き合うパートナーとしてあり、家庭を築き、お互いの人格が円熟され、子孫を与えらることなどを通して神の栄光をあらわすのです。

Ⅱ 神にある結婚への召し

 それほど重んじるべきならば、なぜモーセは律法の中で、妻を出す場合には離縁状を渡せと定めたのかとパリサイ人達は続いて問いました。主イエスは、人の罪ゆえに結婚関係夫婦関係が壊されてしまい、神が定められた結婚状態に留まれない、実質を伴わない不自然な結婚関係に対してやむを得ずゆるしたのであり、初めからそうでなかったと語りました。そらに、主イエスは不品行(聖なる夫婦の一体を壊す行為)のゆえ以外の些細なことですぐに離縁状を渡そうとするその当時の流れに対して釘を刺したのであります。

 そんなに夫の立場が弱いのでしたら、結婚しない方が良いと言われた者に対しては、結婚に対しても召しがあるように、独身に対しても召しがあると言われました。

 神の愛に支えられ、結婚に召されても独身に召されても、神の栄光をあらわしていきましょう。

2012・2・12 説教者 杉本守

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