静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2008年08月03日 | 説教要約
「真心から信じるなら」 使徒行伝8章26~40節

 ステパノの殉教を機に、本格的な迫害がエルサレムのある各教会になされ、キリスト者は散らされていきました。その中の一人の信徒でエルサレム教会の執事でありましたピリポを見ながら、神に用いられる器とはどういう者かを語らせていただきます。

Ⅰ 神の声に従う者 
 ピリポは、サマリヤへ行き、御言葉とそれに伴うしるしをもって、福音宣教をしました。多くの人が主イエスを救い主と信じ救われ、教会が形成されました。そんな中、神の「エルサレムから荒野のガザへ下りなさい」との声が彼にかかります。
彼はサマリヤでの活躍の場をあとにし、迫害の地エルサレム、そして荒れ果てたガザへ向かうのです。ここに神の声に聞き従う、きよめられた信仰者の姿を見るのです。
 さらに、彼は「エチオピア人の女王カンダケの高官であった者に近づきなさい」との神の声に従います。神の声に聞き従う者を神はお用いになさいます。

Ⅱ 神の御用に備えている者
 この高官は、イザヤ書53章を読んでいました。しかし、その箇所が誰のことを指して語られているのかを理解できませんでした。そこへ、ピリポが遣わされ、その箇所は、救い主の預言の箇所であり、それは救い主イエスによって成就された十字架の箇所であることを示し、高官に主イエスによってなされた救いを伝えたのでした。ピリポは、正しく聖書を理解し、福音を信じていたので用いられたのでした。高官は、真心から信じて、救われ洗礼を受けたのでした。

 私達も、神の声に聞き従い、信仰をあつく聖書を理解し、主に用いられる者でありたいのです。

2008/8/3 説教者 杉本守
 
 
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