静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2014年08月17日 | 説教要約
「神のうちに生かされている人間」使徒行伝17章22~34節

 「事実、神はわれわれひとりびとりから遠く離れておいでになるのではない。われわれは神のうちに生き、動き、存在しているからである。」(27,28)

 大自然を前にすると人は、その大自然に圧倒されます。その大自然の背後に何かがある、誰かがいると人は感じます。どの国にもどの時代にも、人は神を求める宗教心があります。その理由は、人は神により霊的存在として造られているからであり、創造者なる霊なる神を求めるからです。しかし、神から離れ罪の中にある人間は、真の神がわからず、ある者はその大自然を神だと思い拝み、ほかの者は大自然に神の霊が宿っていると拝みます。しかし、それらは神ではなく、神が造られたものにすぎず、神の栄光をあらわしているに過ぎません。それらの被造物を拝するのではなく、それらを造られた神を拝するべきであります。

 パウロはアテネにいました。多くの偶像が神としてまつられアテネの人々によって拝まれていましたが、彼らのうちに確信と平安がありませんでした。どれかは当たるだろう、しかし、当たらなかったらまずいので、まだ知られていない神という神まで拝んでいたのです。正しい神がわからず迷っていました。そこで真の神を知っていたパウロは、神は唯一であり、この真の神は天地創造の神であり、イエス・キリストによってすでに救いをなしたと語りました。受け入れ信じた者もいましたが、二元論の自分の考えを優先しへりくだることをしなかった者たちは受け入れず救われませんでした。

 真の神は、今あなたに自らを語っています。へりくだり真の神を受け入れ救われましょう。

 2014.8.17 説教者 杉本守

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