静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2009年04月19日 | 説教要約
「万事が益となる」使徒行伝23章11~24節

 エルサレムにいたパウロは、迫害者達が訴える中、議会で弁明をいたします。弁明というより、救い主イエスについての証しであります。

Ⅰ キリストを証しするビジョン
 神から与えられたパウロのビジョンは、世界の異邦人宣教でありました。しかし、パウロの暗殺計画が権力者達によって進められていたのです。ビジョンが砕かれそうになる中、神はパウロを守り道を開くのでした。

Ⅱ ビジョンを実現させてくださる神
 神はパウロに「しっかりしなさい」と語りかけます。この言葉は、命令形でサルセイであり、「勇気を出しなさい」「元気を出しなさい」とも訳せます。「あなたは、ローマで主イエスがキリストであることを証しする」と告げられます。福音をローマで語るのは主の意志であること、必ずなされることをパウロは確信するのでした。
 神の約束は実現します。不思議な神のわざが起こります。それは、ローマ兵470名によって、パウロは護衛されカイザリヤへ、そしてローマへと導かれるのです。

 私達は、ビジョンを持っているでしょうか。ビジョンは夢とは違います。夢は、自分の願いでありますが、ビジョンは、神の御心であります。神の助けにより、神の御心であるビジョンをなさせていただきたいのです。

2009・5・19 説教者 杉本守
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