静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2012年04月08日 | 説教要約

「よみがえられた主イエス」 マタイによる福音書28章1~10節

 復活祭召天者記念礼拝を持てることを感謝いたします。Happy Easterと言われますが、なぜHappyなのでしょうか?

Ⅰ 人間の最大の問題

 人間の最大の問題は、罪とその結果の死であります。死は肉体の死だけでなく、永遠の滅びを意味します。罪とは犯罪(Crime)だけではなく、もっと深い罪(SIN)のことであります。罪(SIN)とは、人間を造り生かしておられる神から離れて自分の欲望に生きている的外れの状態のことです。人は神を立ち返らなければ、その心から罪が、思いや言葉や行動としてあらわれ、その結果、神の裁きを身に招き、永遠の滅びとなるのです。この罪と死の問題を解決されなければ、人間の救いと平安はありません。

Ⅱ 罪と死からの救い

 聖書ははっきりとこの人間の最大の問題を取り扱い、救い主イエスによる救いを語っているのです。罪のない救い主イエスは、十字架で人類の罪を負い、私たちの身代わりに十字架で父なる神の裁きを受け死なれました。その主イエスを父なる神は、よみがえらされたのです。つまり死を打ち破り復活させたのです。

 そして、父なる神は、主イエスを救い主と信じ、自分の罪を認め悔い改める者の罪を赦す救いを、十字架によって人類に与えたのです。さらに、神に立ち返る者の罪を赦すだけではなく神の裁きによる永遠の滅びから解放し、肉体の死がやってきても、永遠の命を与え、復活を与え、永遠の神の国に入れてくださるのであります。そこにはもはや肉体の死の恐れはありません。神の国の希望があるからです。

 神に立ち返った者は、救い主イエスの十字架によって罪が赦され、復活によって死に勝利を与えられているのです。だからHappyなのです。

2012/4/8 説教者 杉本守

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