「いのちの泉なるキリスト」 詩篇87篇1~7節
この詩篇は、神の都シオンの賛歌であります。なぜ、エルサレムが賛歌されているのでしょうか?そしてエルサレムの未来の預言はどういうものでしょうか?
Ⅰ 神の臨在の場である都
エルサレムの都は、主がダビデに命じて建てられたものであり、主が基をすえられたのであります。そして主は、ソロモンに神殿を建てさせ、主は臨在されたのであります。このエルサレムの都において、歴史の中で主は御わざをなし、主を愛する者は主を礼拝したのです。だから、賛歌されているのです。
Ⅱ 神の都の未来
4節にあるように、イスラエルを取り囲んでいる異邦の諸国が、「わたしも、シオンにて生れた」と言う日が来るというのです。それは異邦人がエルサレムに集まり、救い主イエスの救いに与り、神をほめたたえるということであります。これは現在も実現されていることであり、再臨の時には、新しいエルサレムがくだってきてに完成されるのです。
私たちは、いのちの泉なる主イエスによって、新しく生れた者たちであり国籍は天にあります。永遠の天のエルサレムを待ち望み、歩んでいきましょう。
2014.2.9 説教者 杉本守