静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2014年03月23日 | 説教要約

「契約に真実な神」 詩篇89篇46~52節

「たとい、わたしたちは不真実であっても、彼は常に真実である。彼は自分を偽ることが、できないのである。」(テモテ第二の手紙2章13節)

 この詩篇は、かつて神がダビデに約束なさった契約に基づいて、イスラエルの捕囚からの回復を求める祈りであります。詩人は、祖国ユダ王国と聖なる都エルサレムの滅亡を思うと涙で目はつぶれたのです。それほど詩人の悲しみと痛みは激しいものであり、その中で唯一の希望は、神の言葉、神の約束(契約)でありました。

Ⅰ 偉大な神の契約

 契約をしてくださったのは神であり、契約の内容(4,20~21,26~28)は、第二サムエル7:4~17にあるもので、神はダビデに、ダビデの王座を世々限りなく立てると約束されました。主なる神は、契約を揺るがす方ではない(28,34,37)と詩人は告白しています。

Ⅱ 契約をなし遂げる偉大な噛みの真実

  見える所は、神が契約を破棄したのではないかと思えるような状況でした。しかし、これは、神が不真実になったのではなく、神の民が不真実であり幾度なる罪によって契約を違反し、自らに裁きを招いた結果でした。このような状況で詩人は、唯一の希望は、契約を守り通す真実なる神に頼るしかないとの叫びをしています。

 「たとい、わたしたちは不真実であっても、彼は常に真実である。彼は自分を偽ることが、できないのである。」(テモテへの第二の手紙2章13節)

 「ダビデの王座を世々限りなく立てる」との契約は、ダビデの子孫であるイエスによって成就されました。その契約の恵みは、主を信じる者たちに今も豊かに注がれています。神の真実に支えられてこれからも歩んでいきましょう。

2013/3/23 説教者 杉本守

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