「大声援の中を」
四年に一度のオリンピックが開催されます。開会式と閉会式は、毎回主催国の様々なアイデアがふんだんに詰まっていて、とても楽しみの一つです。おっくうな私は、長時間、開会式のすべて観ずに、ニュースのダイジェストなどで観ますが、毎回素晴らしいものです。大観衆の歓声が沸き、光と音楽とが演出をします。そしてどのように聖火台に火が灯されるのか、世界が注目しています。
オリンピックのマラソンを見ると、いつも次の一つのみ言葉を思い出します。
「こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競争を、耐え忍んで走りぬこうではないか。」(ヘブル12:1)
私たちの信仰の歩み、信仰の導き手であり、その完成者であるイエス様がコーチで、走りきった先輩の信仰者達が、私たちを囲み応援しているのです。やがて、神の国の門は開かれ、さらなる大声援の中、私たちもその門をくぐるのであります。もうしばし耐え忍んで、主イエスを仰ぎ見つつ共に走りましょう。
2012/7/29