静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教

2008年07月13日 | 説教要約
「御言と祈りに専心する」 使徒行伝6章1~7節

 エルサレム教会は、主の祝福の内にますます前進していきました。そのエルサレム教会にも課題が起こってきました。この所より、主の御業をみていきましょう。

Ⅰ エルサレム教会の課題
 多くの者が主イエスを信じ、教会に加わってきました。その中には、ヘブル語を使うユダヤ人とギリシャ語を使うユダヤ人がいました。人数の増加、言葉の違いなどによって、コミニュケーションがスムーズにいかず、日々の配給のことで偏りが生じ、不満がでてきたのでした。さらに、大きな問題は、使徒がその課題に対処するに追われ、本来の御言と祈りの御用がおろそかになってきたのでした。
 そこでエルサレム教会は、主から知恵をいただき、教会の組織化をするのです。
7人の執事を選び、教会の運営などを任せ、使徒達は御言とお祈りに専念したのでした。

Ⅱ 教会の組織化による前進
 このような教会の中に起こった課題や問題でしたが、主はこれらのことを教会の前進の機会にされたのです。また、信徒の方々が用いられ、彼らに与えられている賜物が発揮されたのでした。
 一人一人にはそれぞれ神の賜物が与えられています。生まれながらに与えられている資質の賜物(ロマ12:6~8)、御霊に満たされる時、御霊のあらわれとしての賜物(Ⅰコリント12章)、職務の賜物(エペソ4:11)などです。
 
 私達に与えられている賜物を、自らのために用いるのではなく、教会形成に用いるときに、神の御業としての祝福が広がっていくのであります。

2008/7/13 説教者 杉本守
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