「神の愛による救い」ヨハネ第一の手紙4章7~12節
「互いに愛し合いなさい」と勧められています。これは神の私たちへの願いであり、そうするように神は人間を造られたのです。しかし、人間社会を見ますと愛の関係が壊れています。夫婦が、親子が、兄弟が、友人同士が、職場で、国々がにくみねたみ、争っています。どうしてなのでしょうか。
それは、愛である神から離れて自らを神とし、神からいただく真の愛ではなく、限界のある人間的な愛、変わりやすい愛、欲に摩り替えられた愛、自己中心な愛となっているからであります。
どんなに立派な蛇口でも、ピカピカな金でできた蛇口でも、水道管につながり、浄水場につながっていなければ、水はでません。それと同じです。人間のうちには真の変わらない限りのない愛はありません。愛である神につながっていて、神から愛を供給されてこそ、私たちから真の愛が流れるのです。まずは、主なる神に立ち返りましょう。主なる神を信じて神とつながりましょう。
2011/10/30 説教者 杉本守