「神の愛の御手の中で」
名画といわれるものを見ますと、繊細な色使いがなされています。星野富広詩画展にはすでに行かれたでしょうか。もし、単色だけだったり、明るい色だけだったら奥深さや味わいが表現されてこないのではないでしょうか。時には暗い色が使われたり、いろいろな色があり、また重なり合わせられることによって、名画はうまれてきます。
人生にもそのことが言えるのだろうと思います。楽しいうれしい日々を私たちは望みますが、そういう日だけではありません。時には苦難や試練、葛藤したり落ち込んだりする日があります。しかし、一つ言えることは、どんな日にも私たちの信じる真の神は私たちを支え、神の愛の御手によって導き、それらの日を私たちの人生の彩りとなし、名画のような素晴らしい人生としてくださるのです。そしてやがて神の国で飾られるでありましょう。
「御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの泉に導いて下さるであろう。」(ヨハネ黙示録7:17)
2011/10/30