「希望は失望に終ることはない」(ローマ書5章5節)
先週は、教会図書にある「ライフライン」を20放送ほど観ました。どの放映に出てくるキリストの証人の方々も、素晴らしい主イエスとの出会いがあり人生が変えられたことを語られ、私は多くの主の恵みをいただきました。
その中の一つで、「希望に向かって」という題で放映されたひとりの兄がおられます。兄弟は、青少年生活就労自立サポートセンターで、ひきこもりの人たちのニーズにあわせた支援をしておられます。自らも5年間のひきこもりの経験の中、あるクリスチャンが一年をかけて訪問してくださり、その後、教会へ行かれ牧師に今までの話をしました。牧師からは同情の言葉が返ってくると思っていましたが、「あなたの経験は決して無駄ではない。それは神様があなたに与えた計画なんだから、きっとこれから何かあるから、それが何か一緒に祈っていきましょう」と言われた。その後、教会へ通い、まず自分の存在が神に造られた尊いもので、神に認められていることに気付き変えられていった。
ひきこもりからの回復は、本人が認められ自信をつけることだと言われます。周りは当人の小さな行動をも認めることであり、本人は人の役に立ち必要とされていることを感じることです。そして何よりも、自分の存在を神に尊いと認めていただいていることに気付くことです。
2012/6/17