「かなぐり捨てる」
毎年、箱根駅伝を皮切りに、全国各所でマラソンが行われます。静岡市では3月に駿府マラソンが行われます。東京マラソンでは、面白いことに仮装ランナーが大勢います。気ぐるみを着たり、大きな帽子をかぶったりしています。彼らを見ていると一つ心配をしてしまいます。最初は楽しいかもしれませんが、すぐに走りづらさを感じ、「最後まで行けるのかな」と。
信仰生涯は、よくマラソンに例えられます。パウロも「わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走ろうではないか」(ヘブル12:1)と言っています。またこの直前にパウロは、「いっさいの重荷とからみつく罪とをかなぐり捨てて」とも言っています。私達はいつの間にか、仮装ランナーのように走りにくい物をたくさん着けていないでしょうか?たくさんの重荷をこれもあれもと自分で抱え込み背負い込んで不安の穴に陥り、欲望により罪がからんでからんで縛られて身動きができなくなったりしてませんでしょうか?それらをまとめて一つの塊のように、こねてこねて圧縮して、主イエスに投げ告白し処理していただきましょう。かなぐり捨てるのです。
2013/2/10