静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2017年07月16日 | 天のマナ
「ホーリネス(きよめ)の恵み」 

 イエス・キリストを救い主と信じ、罪を悔い改めた者は、神によって義とされ、罪赦され、神の子とされ、霊的に回復されたクリスチャンであります。主イエスの十字架と復活による福音、そして救いのみ言葉がその根拠であります。罪赦されたクリスチャンは良心も明らかにされ、聖書を読み、礼拝をささげ、神のお心に適う者になりたいと歩みます。しかし、そうすればするほど、自分が神のお心に適えず自らの姿に気付きどんなに罪深い者かを知らされるのです。自我が罪に染まっていることに気が付くのです。「わたしの内に宿っている罪」(ローマ7:17)とパウロは言いました。自我とは、人格形成の中で目覚め成長していく良い意味での自我と人類の代表であるアダムが罪を犯して以来、人間が生まれながら持っている主に従えない自己中心的な自我があります。ここで言っている自我は後者です。しかし、神はこの自我をも、きよめてくださるという福音をすでに与えて下さっています。主イエスの十字架は、罪を赦す身代わりの十字架であると共に、自我をきよめて下さる共につけられる十字架でもあるのです。私達が属している教団は、この「きよめ」を中心としたものであり、聖会はその恵みを信仰によって経験する集会であります。「わたしはキリストと共に十字架につけられた。生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。」(ガラテヤ2:19~20)、主に従えない自我はキリストと共に十字架で死に、キリストと共に復活させられ主に従うきよめられた自我とされるのです。
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