静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2007年05月13日 | 説教要約
「恐れないで信じる」マルコによる福音書4章35~41節

 主イエスと弟子達は、神の国を訪れさせる業を食をする暇もなく、なされていましたが、新たなる地へ向かうために、また、休息をとるためにも、その地を離れ、舟で向こう岸へ向かったのでありました。

Ⅰ 恐れを抱く人間
 ガリラヤ湖は、すり鉢状のように山々に囲まれていて、突然、山々を下さった突風が吹き荒れます。この湖で漁をしていた元漁師の弟子達でも、今回の嵐には恐れをいだきました。「わたしたちがおぼれ死んでもおかまいにならないのですか」というほどでした。その時、主イエスは舟の後ろで寝ていたのです。救い主主イエスも私たちと同じ肉体を持ち、お疲れになっていたのでした。弟子達は、その寝ている主イエスを見て、安心するのではなく、主イエスより嵐を見て恐れたのです。

Ⅱ 恐れを取り除く主イエス 
 主イエスは、弟子達に起こされて、風をしかり、海に向かって「静まれ、黙れ」とおっしゃいました。大自然を造り御手に治めている神の子イエスの権威により、あっという間に嵐はやんでおおなぎになったのでした。
 そうして主は、弟子達に「なぜ、そんなに怖がるか。どうして信仰がないのか」と言いったのでありました。あたかもそれは、『「わたしが向こう岸へ行こう』っと言ったからには、どんなことがあっても必ず行けるし、私が共にいるではないか。私がゆったりしているのに、『大丈夫だ』と思わないのかね」と言われたのです。

 嵐とは信仰生活の中で起きてくる試練や困難です。でも、あなたに主イエスが「行け」といわれて始めたことならば、どんな試練や困難が押し寄せてきても大丈夫です。主も共にいてくださり、御業を見せて下さるからです。

2007.513 説教者 杉本守牧師
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