「わたしの主権者は誰?」 「ただわたしのみ主である」(イザヤ書43章11節)
先週、教団主催の春キャンプが大島泉の家にて、「主権」というテーマで47名が参加し持たれました。「万物は、神からいで、神によって成り、神に帰するのである。」(ローマ11:36)とあるように、万物は主のものであり、主が主権をもってらっしゃるのです。私たちはすぐに勘違いし、自分で生きているように思いますが、実は、私たちのいのちも神から託され、私たちは生かされているのであります。また、私たちの所有と思っている時間も体も財も物も将来も、実は私たちのものではなく、所有者は神であり、私たちは信頼され預けられている管理者であり、使わせていただいている使用者なのです。「私が努力して合格した。がんばって賞を得た。一生懸命仕事をしてお金を稼いだ。だから自分のもので、自分のしたいことをしてしたいことにお金を使ってよい」と考えます。努力や向上心は素晴らしいものですが、それすらもいのち、健康、空気や水や光、食物の実り・・・人間が生きる基本的なものを神様が備えてくださっているからできるのではないでしょうか」。「自分が、自分の」という高慢を捨て、自分の栄光のためではなく、主権者なる神の栄光のためにありたいです。この主権者なる神は、あなたを愛し最善の導きをしてくださる方であります。
2013/4/7