静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2010年08月15日 | 説教要約
「信仰に応える神」 マタイによる福音書9章18~27節

 神の国の到来は、病いの世界にも死の世界においても、主イエスによって癒しとよみがえりのわざにおいて訪れています。

Ⅰ 信仰による求め
 ここにでてくる長血を患った女性は、他の福音書に記されているように、12年間も悩まされ、さまざまな医者にかかり薬を飲んでも、治るどころかひどくなり、財も使い果たしてしまっていました。この女性が、主イエスに求めたのです。その求め方は、正面切った求め方ではなく、知られないようにこっそりと後ろから、イエスの衣にさわるというものでした。しかし、ヤイロと同じく方法は違いますが、彼女も信仰がありました。

Ⅱ 主イエスによる応え
 信仰を持って主イエスに近づく者に、神の力は流れ出て、即座に彼女は癒やされたのです。主イエスは自らから力が出て行ったことに気づき、誰が触ったのかと問いました。多くの群集がイエスに迫り触れていたのですが、信仰のないところには御業はなされないのです。しかし、信仰をもってイエスに触れてこの女性は、自らに起こった癒やしを隠すことができずに、名乗りでたのです。
 主イエスは、彼女を名乗りださせ、自らに起こった癒やしの出来事を告白させることによって、癒やしだけではなく、救いの言葉をいただき救いの恵みにあずかったのです。
「しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのだ」と。

 信仰をもって主に触れる者に、主の力は流れていくのです。信仰をもって主に触れましょう。

2010・8・15 説教者 杉本守
 
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