静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2011年08月21日 | 説教要約

「救い主としてのしるし」 マタイによる福音書16章1~4節

 主イエスがガリラヤに戻って来ると、いつもは対立しているパリサイ人とサドカイ人が、主イエスを試みたのです。それは、「救い主としてのしるしを見せろ」というものでした。救い主としてしるしを見せてくれたら信じるという姿勢ではなく、とっくに腹のうちではイエスを殺害しようと決めていて、そのきっかけがほしかっただけのものでした。

Ⅰ 神の国の到来のしるし

 主イエスは、彼らのしるしを求める要求に、人は空模様で明日の天気を知る天候のしるしを見分けられるのに、どうして時のしるしを見分けられないのかと迫りました。具体的には神の国が語られ、癒しがなされ、悪霊が追い出され、奇跡がなされ、魂が救いを受け神のもとに立ち返っていることを見れば当然、救い主によって神の国が到来していることを認められるはずであるというのです。

Ⅱ 救い主としての最大のしるし

 罪で心の目がふさがれている邪悪で不義な時代にある者達には、救い主としての最大のしるし(ヨナのしるし:十字架と復活)を見せることしか、救い主に気付かないことを主イエスは語られました。これは皮肉というより、最大な主イエスの彼らに対する憐れみであることを知るのです。

 私たちは、素直な心を持って主イエスを救い主と受け入れ、主の福音の恵みにあずかっていきましょう。「ダビデの子孫として生れ、死人のうちからよみがえったイエス・キリストを、いつも思っていなさい。これがわたしの福音である。」(テモテ第二の手紙2章8節)

2011/8/21 説教者 杉本守

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