静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2023年03月12日 | 天のマナ
 「いばらの冠」 「茨で冠を編んで頭に載せ」(マタイ27:29)。
 クリスマスの前約一か月間を、主イエスのご降誕を待ち望む期間とし待降節と呼びますが、イースター(復活祭)の前はレント(受難節)と呼び、すでにその期間に入っております。主イエスが私たちの罪を背負い、私たちの身代わりとなって神の裁きを受けるために十字架に向かった期間です。最後の週は、受難週となります。
 講壇に活けられた生花は、レントにふさわしいものであります。タイトルは「いばらの冠」です。2センチもある多くの棘で編まれた冠、その下に赤い花が活けられています。それはイエスが不義な裁判を受けた時から、ゴルゴダの丘の十字架の上まで被せられた冠を表し、その下の赤い花は、主イエスの血潮を表しています。主イエスは十字架上で肉を裂かれ、血を流され、神の赦しと新しい命を私たちの注ぎかけたのです。
 主イエスを十字架につけた彼らは、なんと王位と威厳の象徴である冠をいばらで編み、主イエスに被せ侮辱しあざけったのでした。いばらの冠は、神の独り子であり真の永遠の王に全くふさわしくありませんが、人の罪を負う受難の僕として主イエスは受けられたのでした。そのことにより、私たちの救いは救はなされたのです。
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レント(受難節)の生花

2023年03月12日 | 生花
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