静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2023年03月05日 | 天のマナ
「聖霊によって使命を果たす」        
 木曜日の午前の祈祷会においては、イザヤ書、エレミヤ書、哀歌に続き、先週からエゼキエル書の講解説教が始まりました。まず、1~3章において、すでにバビロンに捕囚され異国の地にあった祭司エゼキセル(およそ30歳)に、主はみ使いを遣わし語りかけ預言者として召したのでありました。「主は言われた。『人の子よ、~ 私はあなたを彼らに遣わす』。そこで彼らに『主なる神はこう言われる』と言いなさい。」(2章3~4節)と主はエゼキエルに言われました。「人の子よ」と1節でも3節でも呼びかけれています。「人の子よ」とは、二つの意味があります。それは「何か特別な存在ではなく、弱い被造物にすぎない人間のこと」で、ここで使われている意味です。もう一つの意味は、主イエスが、自らのことを言う時に使いました。それは、ダニエル書7章13~14節のメシヤ預言を引用し、自らがメシアであることを示したものであります。弱い被造物の人間なるエゼキエルは、自らの力でこの召命に対して立ったのではなく、主の霊によって立ち、預言者としての使命を果たしていったのです。「主が語られたとき、霊が私の中に入り、私を自分の足で立たせた。私は、語りかける者に耳を傾けた。」(2)。私たちも聖霊によって立たせていただき、使命を果たしてまいりましょう。
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