静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2014年04月06日 | 説教要約

「聖霊なる神に派遣される」 使徒行伝13章1~12節

 この13章より使徒行伝が後半となります。12章までは、宣教の中心はエルサレム、宣教の対象はユダヤ人、宣教の働きは主にペテロでありましたが、この章より、宣教の中心はアンテオケ、宣教の対象は異邦人、宣教の働きは主にパウロとなります。異邦人に対する神の救いの計画が次第に明らかにされ、キリスト教は一民族の救いではなく、すべての国民の救いであることが強調されていくのです。

Ⅰ 聖霊によって立てられた異邦人教会

 聖霊によってアンテオケ教会に召し集められた人々は、さまざまでありました。しかし、彼らは、人種や社会的地位、出身地、伝統や習慣を越え、設立されてまだ日が浅いながらも信仰において一致していました。パウロとバルナバの教えに従い急速に成長し、歴史的な任務を委託される器として、主なる神は用いられたのです。

Ⅱ 聖霊なる神による派遣

 世界宣教は、人間が考え出して計画し始めたのではありません。聖霊なる神が宣教命令を発せられ、礼拝し祈り、神のみ心を求めていた教会に、そのご計画を示されたのです。聖霊なる神が遣わされるからには、聖霊なる神が責任をもって進められるのです。パウロとバルナバを宣教へと遣わせという聖霊の命令に、アンテオケの教会は従ったのです。宣教の働きの主体は神であり、教会は従うことによって神のわざに加わる時に、神のみわざは豊かに成されていくのです。

 私たちも、今日も、今週も、聖霊なる神にそれぞれの場に派遣されていきます。「主よ、あなたの宣教の働きに加わらせてください」と申し上げ、それを成させて下さることを信じて派遣されていきましょう。

2014/4/6 説教者 杉本守

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天のマナ

2014年04月06日 | 天のマナ

「主を迎える日に備える」

 毎年楽しみにしていますメジャーリーグ(アメリカの野球)が始まった。今年は元楽天の田中将大投手が移籍し、活躍することを楽しみにしている。その一方で、あれだけの活躍し記録を打ち立てたイチローは、年齢(40歳)も進み今は控えの選手となっている。まだまだ活躍できるのだが、実力のある若い選手の起用により、イチローの出番は激減している。「野球の記録で話したい」というブログには、「ここ3年は不本意な成績を上げているが、イチローは全盛期と変わらぬ誠実さで丁寧に準備をし、心を込めて打席に立っている。その姿は、名人上手の舞を見るようであり、枯淡の域の美しさもある。イチローが自らの衰えを直視し、惨めさも、悲哀も受け止めて、精いっぱい残りの野球人としての生命を生きようとしているのなら、我々はそれを黙って見つめていけばよいと思う」とあった。私が尊敬するイチローのプロ意識は、いつ出番が来てもよいように、最善の備えをしていることである。

2014.4.6

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