「キリスト以外による救いはない」 使徒行伝4章5~12節
「救われた経験はありますか?」と問われたら、どう答えるでしょうか?「救われた」という経験にも様々なことがあります。「重い病気の時に名医によって救われた」とか、「遭難したときに救助隊に救われた」とかなど、自分ではどうしようもできない万策が尽き、助けられた時に「救われた」と使います。
誰が救い主を必要なのでしょうか。聖書は、「イエスは救い主である」と伝えます。それも「一地域の人や一時代の人にではなく、全ての人の救い主として、この世界に来られた」とです。ですから、主イエスはあなたの救い主です。すべての人に共通し、必要とされる救いとは何でしょうか。それは、すべての人間がもっている罪と死の問題であります。罪とは、この世界の創造者であり、人にいのちを与えられた神から離れて迷っていることです。その罪の結果、肉体の死だけではなく、永遠の死(滅び)に定まっていることです。罪と死の問題が解決しなければ、人間は平安に歩むことは決してできません。ですから救い主イエスは、身代わりの十字架によって私達の罪を負い解決し、復活によって死を打ち破られたのです。人類史上、罪と死を解決されたのは、この方以外にはいません。
この救い主イエスを信じ、悔い改めて神に立ち返る者を、神はその者の罪を赦し、永遠のいのちを与え、イエスをよみがえらせたようによみがえらせ、この地上の生涯が終わったならば、永遠の神の国に入れてくださるのです。
「この人(イエス・キリスト)以外に救はない。わたしたちを救いうる名は、これを別にしては、天下のだれにも与えられていないからである。」(使徒行伝4章12節)
2013/7/7 説教者 杉本守