「聖書の読み方」
こんな話を聞いたことがあります。レストランに二人の男性が来ました。一人はお客として、メニューを見て注文をし、おいしく食べました。しかし、もう一人は、料理評論家で、メニューの写真を見て、「この野菜や肉はどこで生産されたのか?」「野菜のゆで方はどうなのか?」「味噌汁のダシは何を使っているのか?」なんて散々質問したあげく、料理を注文しないで出て行きました。これでは食事を楽しむことはできません。
聖書の書かれた目的は、メニューをみて注文し食事をするように、聖書を通じてイエス・キリストがどんな方であるかを知り、祈り、彼を信じ受け入れ、永遠の命を得ることです。どんな立派な料理評論家よりも実際に食する者は、料理について主観的に知ることができます。
「永遠の命とは、唯一の、まことの神でいますあなたと、また、あなたがつかわされたイエス・キリストとを知ることであります。」(ヨハネ17:3)。イエス・キリストを知るという目的で聖書を読むことが、私達の内に豊かな祝福をもたらせるのです。
2013・5・26