「主イエスに仕える」 マタイによる福音書26章1~13節
最高のプレゼントとは、「愛が込められていて、最高のタイミングで、一番にほしいもの」がもらえることでしょう。主イエスへの香油を注いだこの女性は、主イエスに喜ばれ、2000年間世界中で語り継がれています。
Ⅰ ささげものを喜ばれる主イエス
ひとりの女性が、食事の席についていた主イエスに近寄り、高価な香油を全部注ぎました。弟子達は、無駄遣いをするといって憤りましたが、主イエスは喜ばれて彼女のささげものを受け入れました。
Ⅱ 主イエスが喜んだ理由
主イエスが喜んだ理由を三つあげるとしたら、一つ目は、彼女の主イエスへの愛でありました。彼女の行為は、打算を越えた純粋な愛から出る献身的なささげものでありました。人に評価されるためでもなく、自己満足でもなく、ただ主イエスへの純粋な愛でありました。二つ目は、主イエスの思いを知り受け止めて時にかなったささげものでした。弟子達は、主イエスが数日後に十字架にかかられることを聞きながら、何の備えもしませんでした。しかし彼女は、そのことを受け止め、時を逃さず、ささげたのです。三つ目は、彼女のささげものは、主イエスの願いにマッチしたささげものでした。十字架の死に向かう主イエスに対して、使命を果たそうとする主イエスに対して、埋葬の用意をしたのです。
私たちも彼女のように、主イエスを愛し、主のお心を知り、それに添って今しか出来ない最高の仕え方をし、主イエスに喜んでいただきたいのです。
2013/2/3 説教者 杉本守