静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2009年11月15日 | 説教要約
「愛における完全」 マタイによる福音書5章38~58節

本日は、愛におけるキリスト者の義について、この箇所からみていきましょう。

Ⅰ 消極的な規定
 「目には目を歯には歯を」とは有名な旧約聖書の言葉(出エジプト記21:24)です。これは、「目をやられたらその報復として目をやってよろしい」という当然の権利を保障した戒めではありません。これは、その当時、目をやられたら、その報復として2倍3倍にもなされていた行為とその拡大的連鎖を防ぐために、受けた被害と同等なもので留めなさいとした消極的な戒めでありました。
 また、当時のユダヤ人は、「隣人を愛せよ」との戒めの「隣人」を、ユダヤ人だけとし、それ以外の異邦人は敵で、愛するのではなく憎めとしていたのです。

Ⅱ 積極的な愛による業
 しかし、主イエスは、キリスト者の義は、それに勝るものでなければいけないと言い、積極的な愛を示されたのです。それは、善をもって悪に勝つこと、敵を愛し迫害する者のために祈ることです。なぜなら、父なる神が、どんな者にも恵を施し、主イエスも迫害するものを含めたすべての者のために十字架にかかられたのです。だから、神の子なるクリスチャン達も、そうあるべきなのです。
 それこそが、愛における完全な者としてのクリスチャンであります。

 私達の力では愛ではそれはできません。主イエスの愛をいただいて、そういう者とならせていただきましょう。

2009/11/15 説教者 杉本守
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天のマナ

2009年11月15日 | 天のマナ
「ホーリネス(聖潔、きよめ)の恵み」(韓国ツアーの恵み③) 

 今回は韓国聖潔教団と日本ホーリネス教団の歴史を少し記させていただきます。

 旅の二日目の午後、私達は、韓国聖潔教団最初の神学校と現在の神学校であるソウル神学大学を訪問しました。現在の韓国聖潔教団の教会数は3000教会以上、私達の日本ホーリネス教団の約170教会をはるかに越えています。私達の教団の信徒数は約1万人でありますが、韓国聖潔教団は60万人以上です。韓国においてホーリネスの恵みが広がり、驚くべき神の御業がなされています。

 さらに、この韓国聖潔教団の歴史を知りますと驚きます。それは、約100年前に、韓国の二人の牧師が、日本ホーリネス教団の聖書学院に留学し、ホーリネスの恵を受けたことから始まっていたのです。主なる神によってホーリネスの恵みが、私達の教団から韓国を始め、北米、ブラジル、台湾、フィリピンへ流れていったのでした。

 ですから、私達は高ぶる意味ではなく、良い意味での誇りを持ち、神に感謝をささげ、韓国聖潔教団のようにさらにこの日本の地で、主のホーリネスの恵を広げていきたいのです。
「心の清い人たちは、さいわいである。彼らは神を見るであろう」(マタイ5:8)

2009/11/15

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講壇の花

2009年11月15日 | 生花
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