「とこしえの王なる神」 詩篇10篇1~10節
この世界を見ると、悪が栄え、正しさが追い込まれているようにさえ、思える時代です。この詩篇の記者も悪に苦しめられ神へ叫んでいます。この「助けるを求める祈り」から、主の御心を知らせていただきましょう。
Ⅰ 神を畏れない悪しき者
ここに言われている「悪しき者」とは、神を認めず、神を侮り、「神は決してこの世界を見ていないし、悪をしても咎めない」と思い込み、自分を神とし高慢な者達のことを言っています。
Ⅱ 神を畏れる者の神への叫びと応え
この詩篇の記者も、この悪しき者に苦しめられ、神に叫んでいます。「神よ、見られていないのですか?」「なぜ、黙っておられるのですか?」「立ち上がってくださり、手をあげてください」と。
彼は叫びという祈りの中で、神を知ります。「神はじっと見ておられる」「神に身を委ねる者を助けられる」と。なぜならば、神こそとこしえの王だからです。
とこしえの王なる神が、これからもじっと見つめておられるので、なおなお神を信じて行こう。悪しき者は滅び、正しき者が必ず栄えるるのですから。
説教者 杉本守
この世界を見ると、悪が栄え、正しさが追い込まれているようにさえ、思える時代です。この詩篇の記者も悪に苦しめられ神へ叫んでいます。この「助けるを求める祈り」から、主の御心を知らせていただきましょう。
Ⅰ 神を畏れない悪しき者
ここに言われている「悪しき者」とは、神を認めず、神を侮り、「神は決してこの世界を見ていないし、悪をしても咎めない」と思い込み、自分を神とし高慢な者達のことを言っています。
Ⅱ 神を畏れる者の神への叫びと応え
この詩篇の記者も、この悪しき者に苦しめられ、神に叫んでいます。「神よ、見られていないのですか?」「なぜ、黙っておられるのですか?」「立ち上がってくださり、手をあげてください」と。
彼は叫びという祈りの中で、神を知ります。「神はじっと見ておられる」「神に身を委ねる者を助けられる」と。なぜならば、神こそとこしえの王だからです。
とこしえの王なる神が、これからもじっと見つめておられるので、なおなお神を信じて行こう。悪しき者は滅び、正しき者が必ず栄えるるのですから。
説教者 杉本守