夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

看護師流出ストップを!

2010-11-24 17:37:42 | 長寿?高齢者医療制度・社会保障関係?
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看護師流出ストップを・・・県内新卒就職先 県外が上回る
 看護師の県外流出が止まらない。県内の看護系大学や看護学校からの就職先は、昨年度初めて、「県外」が「県内」を上回ったことが、県医療推進課の調べでわかった。全国的な看護師不足の中、新卒者の奪い合いが続いており、県などが流出に歯止めをかけようと知恵を絞っている。

 同課によると、県内で今年3月、看護職員を養成する大学、短大、養成所施設の卒業生は612人だった。就職先の内訳は、県外43・0%(263人)、県内42・6%(261人)で、進学が9・2%(56人)などだった。県内への就職は2003年度に50%を割り込み、減少傾向が続いている。

 背景には、全国的な看護師不足がある。厚生労働省のまとめでは、看護師(保健師、助産師含む)の求人倍率は10年4月時点で2・28倍あり、引く手あまたの状態だ。1人でも多くの卒業生を確保しようと、県外の病院などが県内の看護学校で就職説明会を開くことも多いという。

 県看護協会の兼田昭子会長は「今の学生は都会志向が強い。ホームページや説明会など情報も入りやすく、PRがうまい関東の病院に流れがちだ」と分析する。

 こうした中で、県内への就職を促そうと、県と県看護協会は様々な取り組みをしている。昨年度から、看護学生向けの就職説明会を始めた。すでに、看護学生が卒業後、県内の主な病院で5年以上継続して働けば、修学資金貸付金の返済を免除する制度があるが、昨年度から、貸付枠を広げ、貸付額も増やした。

 さらには、県外の岩手出身看護学生のUターン就職を増やそうと、県外の学校にも、県内医療施設を網羅した就職ガイドブックを送り始めた。勤務制度の改善や研修制度の導入など、待遇や職場環境の改善を図るところも出てきた。

 兼田会長は「地方も医療技術が劣ることはなく、仕事を丁寧に教える良さもある。自分に合った職場を見つけてほしい」と話した。

 県医療推進課の高橋勝重医療担当課長は「貸付金制度の拡充などの成果が今後、徐々に出てくるはず」と期待を込めた。(2010年11月18日 読売新聞)

医師の確保も大切だが、看護師不足も深刻だ
岩手県立大学に看護学部があり、人材の創出が期待されたが、どうやら学生諸君は都会への就職や高レベルの看護技術を求めているようだ。岩手県内への就職者は少ないという。
想定内のこととはいえ、さみしい現状が繰り返されている。残念だ
医療も、看護や介護、福祉も人材育成が重要だ
都会へ流出する分を、むしろ、都会から地方へ呼び込むような施策が期待される。
地方の良さ、田舎暮らしのよさをPRするのだ。
もっと積極果敢な人材確保のための政策の実行をお願いしたい。
コメント (2)
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