ジョーズ・バケーション

THE REQUIN

２０２２年

アメリカ

９０分

アクション／サスペンス

劇場公開（2023/02/03）

監督：
レ・ヴァン・キエ
脚本：
レ・ヴァン・キエ

出演：
アリシア・シルヴァーストーン
ジェームズ・タッパー
ディードル・オコンネル
ジェニファー・マッジ

＜ストーリー＞

ベトナムにバカンスへ訪れたジェイリンと夫は、水上コテージで穏やかな時間を過ごしていた。しかしその夜、大嵐が海岸を襲い…。

―感想―

なんかサメがバケーションしているみたいな邦題だな。

ま、人を襲う、食うという行為自体はサメとしてのバケーションかもしれないが。

嵐が来ただけで部屋が半壊し、そのまま海の沖へと流されるだなんて、完全な欠陥ホテルなんじゃねえのかと思う訳で。

その水上ホテルの１室が忽然と消えたのだから、管理人とか管理会社は宿泊客の安否を確かめる為の捜索をするのが当然なんだろうけど、飛行機がちょっとだけ上空を飛んでいる描写しかないのね。

必死になって探せば見付けられそうなものだが、その辺の映像が無いのをみると、物凄い怠慢な運営会社なんでしょ（知らんけど）。

アリシア・シルヴァーストーンを久しぶりに見たが、多少若かりし頃の面影が顔にはあるものの、だらしない体をした思い切り普通のおばさんと化していた。

若い時分のアリシア・シルヴァーストーンは本当に美人やったなあ（遠い目）。

エアロスミスの楽曲PVにも起用されていたのは今では遥か遠い昔の話。

スタイル的にも劣化しまくりの40代アリシア・シルヴァーストーンが夫に対してヒステリックな言動を繰り返すのが中盤。

「早く燃やして！」「早く消してぇえええ！！」

どっちやねん。

余り共感の持てる奥さん役ではないなあと、ある意味、足に重傷を負った夫の方に同情したくなるのだが、この映画、なんとその夫がサメに両足食われて死亡してからが、映画としての本番やった。

偶然海面で樽に乗って漁をしている丸で役に立たない現地人の助けを借りてからの、その現地人がサメが居ると言っているのに勝手に海に飛び込んで捕食されてからは、孤独なアリシア・シルヴァーストーンによる決死の攻防戦。

備え付けのスクリュープロペラを迫ってくるサメに向けて「死ねえ！」と叫ぶアリシア・シルヴァーストーン。

錘として海底に沈めていたアンカー（錨）を引っ張り上げてサメの口へとぶち込むアリシア・シルヴァーストーン。

個人的には終盤の戦いっぷりはちょっと面白かったぞ。

評価：★★☆

２３／０６／１８ＤＶＤ鑑賞（準新作）

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レンタル開始日： 2023-05-03

メーカー： ニューセレクト

 

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