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銀幕大帝α

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ザ・ファイター

2011年10月04日 00時18分22秒 | 洋画ドラマ
THE FIGHTER/10年/米/116分/伝記スポーツ・ドラマ/PG12/劇場公開
監督:デヴィッド・O・ラッセル
製作:マーク・ウォールバーグ
製作総指揮:ダーレン・アロノフスキー

出演:マーク・ウォールバーグ、クリスチャン・ベイル、エイミー・アダムス、メリッサ・レオ、ジャック・マクギー

<ストーリー>
寂れた労働者街に生まれたミッキーは、かつての名ボクサーである兄・ディッキーをコーチに迎え、二人三脚で世界の頂点を目指す。
<感想>
重厚なドラマになっていて見応えがありました。

小姑の多さにはビックリしちゃいますね。
彼女らがシャーリーンの家に押し掛けて、もみくちゃになる場面は女だらけのストリートファイトみたいで凄かった(笑)。

母親がいて、兄貴がいて、恋人がいて。

支えてくれる人物がいたからこそ勝ち取れたボクシング世界の頂点。
今までにない喜びに満ちた兄弟の笑顔が印象的でした。

役作りに定評のあるクリスチャン・ベイルですが、今回も驚かされます。
激痩せに頭髪抜き、歯並びまで変えちゃっている。
ここまで成りきるには相当の苦労があると思うけれど、見事に成し遂げてしまうのだから頭が下がります。

マーク・ウォールバーグのボクサーらしい筋肉隆々な変身具合も見事。
途中、ボクシングから遠のいた際には、腹ぼてになっちゃうんだけれど、カムバックするとまたムキムキになっちゃっている。
姿形を変えるのって並大抵の努力じゃ出来ないだろうに、役者って本当に凄いなって思わされます。
根性がない私には無理だわ^^;

ボクシング映画は名作が多いけれど、本作も熱い人間模様がきちんと描かれた作品になっていて、兄弟の絆の深さにしんみりとさせられる素敵なものがありましたよ。

受賞履歴:
2010年 第68回 ゴールデン・グローブ賞助演男優賞 クリスチャン・ベール
2010年 第68回 ゴールデン・グローブ賞助演女優賞 メリッサ・レオ
2010年 第83回 アカデミー賞助演男優賞 クリスチャン・ベール
2010年 第83回 アカデミー賞助演女優賞 メリッサ・レオ

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★☆
11/10/03DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-10-04
メーカー:ギャガ・コミュニケーションズ
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沈黙の挽歌 TRUE JUSTICE PART5

2011年10月03日 23時45分27秒 | 洋画アクション
TRUE JUSTICE Brotherhood/10年/米/90分/アクション/オリジナルビデオ
監督:ウェイン・ローズ
脚本:スティーヴン・セガール

出演:スティーヴン・セガール、ミーガン・オリー、ウォーレン・クリスティー、ウィリアム・“ビッグ・スリープス”・スチュワート、サラ・リンド

<ストーリー>
中国人マフィアと結託した日本ヤクザが、対立する南米系マフィアを襲撃するという情報を事前に得た特別捜査課は、両組織の抗争現場に急行するが…。
<感想>
今回はおやじチームと日本ヤクザとの対決です。
合間に自宅を差し押さえられ自暴自棄になった男が銀行に立て篭もり、それをおやじが説得して難なく解決してしまうエピソードも挟んでいます。

日本人ヤクザと言っても在米日本人なので会話は殆ど英語なんです。

が、たまに日本語を発します。

負けずとおやじも日本語で相手を一喝します。
けど、本当に昔大阪に住んでいたんかい、て思えるほどの聴き難い日本語なんで困ったもんです(笑)。

本作で判明するのですが、どうやらおやじは相当の剣士なようで、その方面の方々からはかなり恐れられている模様。

「サムライ警官相手じゃこっちの身が危ない」

なんてセリフも飛び出す位の凄腕らしい。

それじゃあその腕前を見せて貰おうじゃないの、と期待するも、そんなシーン出てきませんし。
日本人ヤクザが刀を抜いて立ち向かってくる場面が最後にあったのですが、避けてかわしてどすこい拳法でボッコボコにしてから、奪った刀でバサッと斬り捨てて終わりという、これだけじゃ流石に凄いのかどうか分かりませんって^^;

これ程までにセリフでおやじの剣士としての素質の凄さを強調しているんだから、どうせなら多人数のヤクザ相手に、おやじが日本刀一本で成敗しまくる画ってのが観たかったな~。

関連作:
『沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1(2010)』
『沈黙の啓示 TRUE JUSTICE PART2(2010)』
『沈黙の背信 TRUE JUSTICE PART3(2010)』
『沈黙の弾痕 TRUE JUSTICE PART4(2010)』
『沈黙の挽歌 TRUE JUSTICE PART5(2010)』
『沈黙の神拳 TRUE JUSTICE PART6(2010)』

評価:★★☆
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メーカー:日活
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スティーヴ・オースティン ザ・ハンティング

2011年10月02日 23時15分52秒 | 洋画アクション
HUNT TO KILL/10年/加/97分/アクション/劇場未公開
監督:キオニ・ワックスマン
出演:スティーヴ・オースティン、ギル・ベローズ、ゲイリー・ダニエルズ、エリック・ロバーツ

<ストーリー>
相棒を亡くし、モンタナ州国境付近の森で仕事に没頭する国境警備隊員のジム。その森に、仲間を裏切って金を独占しようとする男・ローソンが逃げ込む。さらに彼を追う強盗団も森へ入り…。

<感想>
娘を人質に取られたばっかりに、強盗団の国境越えの道案内を強要される派目になった男のサバイバルアクションです。

舞台は木が覆い茂る森の中。

そこをオースティンと娘と強盗団がうろうろするだけ。

なんて書いたらつまんなさそうに聞こえちゃうか(笑)。

でも実際そんな展開だから仕方がない。
さてその強盗団だがやけに仲が悪い。
リーダー格のおっさんが「俺様」風なので、手下がヘマをすると即行ブチ切れる。
勝手な行動したら脳天に銃弾撃ち込むわ、言いがかりつけようものなら気絶させて置いてけぼりにするわで、仲良く国境を越えようとする優しい気持ちは全く持ち合わせていませんオーラが有り有り。

特にオースティンが何かをした訳でもないのに、終盤になるとあれだけいた人数が

2人にまで減っているという(爆)。

腹に銃弾を受けて隊列から途中離脱しちゃうオースティンは、連れされた娘を救う為に持参していた弓矢を装備して彼らの後を追うのですが、

相手は勝手に分裂してしまっているので

多人数相手に戦うというリスクを伴う事無く、タイマン勝負で一掃。
しかしこれが強いのか弱いのか中途半端なファイトを見せるオースティンでして^^;

「さぁかかってこいや!」

と最初の一声は威勢が良いのだが、いざ戦い始めるとやたらとダメージ食らってまして。

なんか結果的には圧勝というより、取っ組み合いの殴り合いをしていたら運良く勝っちゃいましたみたいな、どうにもスカッとしない仕上がり様なんですわ。

それでも「どや!強いやろ!」と顔だけ一丁前に堂々としている所が逆に清々しいオースティン様でございました。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★☆
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鬼神伝

2011年10月01日 13時24分07秒 | アニメ(国内)
10年/日本/98分/ファンタジー・アクション・アドベンチャー/劇場公開
監督:川崎博嗣
デザイン:大友克洋
音楽:宇崎竜童
主題歌:福原美穂『STARLIGHT』

声の出演:小野賢章、石原さとみ、中村獅童

<ストーリー>
ある日突然謎の魔物に追われ、1200年前の平安時代にタイムスリップしてしまった中学生の少年・純は、そこで貴族から“鬼”と呼ばれる者たちの話を聞かされるが…。
<感想>
そこら辺にいそうな中学生が、気付けば平安時代。
戦いが終わって場面が切り替わったら元の現代。

時代を遡ってのその時代で暮らす人々と現代人・純との奇妙な出会いも描かれていなければ、戦いで絆結ばれた者達との別れに対する感動というものも描かれていない。

ひょっこりやってきて、ひょっこり帰っちゃっいましたみたいな。
そこはもっと熱く描くべきだろうと。
笑いを含めたコミカルな描写でも良い。
そういうものが全然ないから、現代人がタイムスリップしてきて平和をもたらすといったシークエンスが全く活きて来ない。
だったら最初からそんな設定放り込むなよ。

一昔前に観た傑作OVA「THE八犬伝」を思い浮かばせる画のタッチは割と好みだったのだが、いかんせん、話に盛り上がりがないので集中力も途切れ途切れ。

出だしは良かったのだが、そこからは急速につまらなくなってしまった。

アニメ特有の派手なアクションシーンも薄く中途半端。

観る者に訴え掛けてくるようなメッセージ色もなく、選ばれし者になっちゃったもんだからとりあえず嫌々争いを収めてみましたという荒削りなストーリーに閉口。

な~んも心に残らない呆れたアニメーションだ。

オフィシャル・サイト

評価:★★
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レンタル開始日:2011-09-28
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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