銀幕大帝α

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CONTROL コントロール

2023年06月20日 16時00分02秒 | 洋画サスペンス

CONTROL

2022年

カナダ

89分

サスペンス

劇場公開(2023/01/06)

監督:
ジェームズ・マーク
脚本:
ジェームズ・マーク

出演:
サラ・ミティッチ
ジョージ・チョートフ
エヴィ・ロワゼル
声の出演:
カレン・ルブラン

<ストーリー>

目覚めると無機質な密室に監禁されていたアイリーンは、「タスクをクリアしないと娘が死ぬ」と告げられ、念動力を解放する様々なタスクに挑み…。

―感想―

これ、撮った人間にしか内容理解出来てないのでは?と思ってしまう程、謎全部が何ら解決しないまま終わりが始まりに戻る意味不明映画。

夫が突然登場してからは実質2人芝居だよね。

念動力を目覚めさせたが実験失敗とみなされ、射殺しに来た武装軍団は何故か全員夫と同じ顔。

で、人質にされている娘に会えないまま殺されてなるものか!と武装軍団に立ち向かうのだが、指をくねっくねっとさせて相手の体をぐにゃぐにゃにするだけという、この盛り上がりもへったくれもない演出。

同じ超能力バトルやったら断然『リベンジ・ガール』の面白いわ。

結局、記憶の完全消去を拒否し、もう一回最初から実験やり直せ!と提案、了承されて又初めの状態に戻った所で映画は終了。

で?だよなこんなの。

そもそも誰が施設のトップで、何を目的にして監禁し、念動力を呼び覚まさそうとしているのか。

自分以外の者の顔が、夫の顔で統一されている理由は何なのか。

実験の成功としては主人公にどうなって欲しいのか。

ちゃんと謎掛けに答え合わせを付ける形でけじめをつけてから終われよ、なるほど!と視聴者に思わせる気が端から無いまま作ったとしか思えない、監督自己満映画。

念力で銃が組み立てられる映像とかその辺は良く出来ていたが、内容と見合ってないCG技術の無駄使い。

評価:★☆

23/06/20DVD鑑賞(準新作)

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