銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

僕等がいた 前篇

2012年09月15日 20時55分19秒 | 邦画ロマンス
11年/日本/123分/青春ロマンス/劇場公開(2012/03/17)
-監督-
三木孝浩
-原作-
小畑友紀『僕等がいた』
-主題歌-
Mr.Children『祈り~涙の軌道』

-出演-
*生田斗真・・・矢野元晴
*吉高由里子『ロボジー』・・・高橋七美
*高岡蒼甫『十三人の刺客』・・・竹内匡史
*本仮屋ユイカ『ワイルド7』・・・山本有里
*小松彩夏『NECK ネック』・・・山本奈々
*柄本佑『月光ノ仮面』・・・アツシ
*須藤理彩『ロボコン』・・・竹内文香
*麻生祐未『SURVIVE STYLE5+』・・・矢野庸子
<ストーリー>
北海道・釧路を舞台に、矢野元晴と高橋七美の眩いばかりの初恋を描く。

それでも、
永遠だと
信じたかった――。


<感想>

吉高ちゃんが出ていなかったら決して手は出さないであろう純愛青春もの。
ベタベタなラブロマンスは苦手だけれども、好きな女優が出ていると別腹です。
あの作品みたくアクション映画だと思って借りたらロマンス映画だったら腹立ちますが、これは端からロマンス作品だと解りきって借りているので腹は立ちません。
ま、内容次第ではその想いも覆る事はありますが。

純粋な気持ちで楽しめましたよ。
吉高ちゃんが出ている事とは別にしてもストーリーが結構良かった。

亡くなった元カノの姿が未だ忘れられずに中々新しい恋に前向きになれない矢野くん。
そんな哀しそうな彼の姿を放ってはおけず、積極的にアプローチして元カノの存在を打ち消してあげようと頑張る七美ちゃん。
陰から好きな女性を温かく見守りつつも時には優しく手を差し伸べてあげる竹内くん。
そんな3人の間に割って入ろうとしてくるお邪魔虫な山本さん。

ほっこりともするし。
切なくもさせられるし。

ぎくしゃくした四角関係をまるで天秤にかけたかのように行ったり来たり。
ゆっくりと進む恋の紙飛行機は一体何処に着地しようとしているのか。

一向にはっきりとさせない恋愛模様には苛々とする場合もあるけれど、今回は主要人物たちや話の進み具合に可愛さと綺麗さがあって良い感じに堪能させて貰いました。

最後は東京に出発してしまった矢野くんを七美ちゃんが涙姿で見送るシーンになるんだけれど、ナレーションによればこれが最後の別れだったようで。
矢野くんの持病も何かしら2人の関係に悪影響をもたらしてくるのでしょうか。
後篇ではどういった形でそれぞれの姿を描いているのか非常に気になる所ではあります。

しんみりとしたロマンス作品ではあるけれど、そこはやっぱり青春ものだけあって妙にニマニマしながら観れちゃう所は邦画だからこその自分の学生時代を重ね合わせても身近に感じる部分が結構あったからで、何かこういう恋も良いかもしれないなぁと何度も思わされるものはありましたねぇ。

途中まで本仮屋ちゃんだと気づかない位、山本さんは根暗すぎてある意味不気味。
この子はこういう役もハマルけれども、自分的には今流れている車のCMでのキラッとした本仮屋ちゃんの方が断然可愛くて好きです。

この原作漫画、読んだような記憶があるんだけどなぁ。
昔の元カノが持ってたんやろか??

今作の吉高ちゃん

意外と似合うんだよなぁセーラー服が。
テストの点数も8点と馬鹿キャラな所もザ・吉高ちゃんって感じがして良い。

浴衣姿も可愛い。
こういう子と手を繋いで夜店で金魚すくいとかしてみたいなぁ。

オフィシャル・サイト

関連作:
『僕等がいた 前篇(2011)』
『僕等がいた 後篇(2011)』

評価:★★★☆
12/09/15DVD鑑賞(新作)

にほんブログ村
レンタル開始日:2012-09-14
メーカー:博報堂DYメディアパートナーズ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ストリッパー・ゾンビランド | トップ | ウォーキング・デッド2 Vol.5 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは~♪ (ちゃぴちゃぴ)
2013-04-07 20:08:01
私も、ガラにもないと思われますが観ました。(元は少女マンガ好きな乙女でした)
お団子ヘアの吉高ちゃん、かわいかったですねー。私も原作は読んでないですけど(全16巻なら読めないことはない)、オトメに戻りましたわよ(ウソ)。
元カノってヤな女やんとか女々しい矢野めとかいい人過ぎるタケとか根暗の山本さんやら、キャラはうまくたってましたね。
本仮屋ユイカちゃんは、わからんかったで~。
生田クンは、脳男のまばたきしない演技をぜひ楽しみに。
返信する
>ちゃぴちゃぴさんへ (ヒロ之)
2013-04-07 23:34:48
こんばんは!
いやいや、私の方がガラにも無いと思われてもいいんじゃないかと。
余り男性が好き好んで観る映画じゃあないですよね。
ちゃぴさん女性ですからこういう映画もたまには良いのではないでしょうか。
こういう学生生活も良いなぁとそんな気持ちで観ていました。
キャラはそれぞれ特徴があって作品の盛り上げに一役かっていましたよね。
ユイカちゃんは確かにわからんかったです(笑)
脳男、観たいです。
生田くんはかなり役作りを徹底したようですね。
個人的には爆弾魔の二階堂ふみちゃんの演技が楽しみです。
返信する

邦画ロマンス」カテゴリの最新記事