銀幕大帝α

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ボーはおそれている

2024年08月08日 18時42分31秒 | 洋画ホラー

BEAU IS AFRAID

2023年

アメリカ

179分

コメディ/ドラマ/ホラー

R15+

劇場公開(2024/02/16)

監督:
アリ・アスター

『ミッドサマー』
製作:
アリ・アスター
脚本:
アリ・アスター

出演:
ホアキン・フェニックス・・・ボー
ネイサン・レイン・・・ロジャー
スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン・・・セラピスト
パティ・ルポーン・・・モナ
エイミー・ライアン・・・グレース
パーカー・ポージー・・・エレイン

<ストーリー>

怖がりの男・ボーは突然、母が怪死したことを知る。動揺しながらも、ボーは母の下へ駆け付けようとするが…。

ママ、きがへんになりそうです。

―感想―

最近の俺、つまんない映画だったら、それが例え90分も無い尺だったとしても直ぐに寝落ちしちゃうのだが、なんとこれ3時間!もあるのに全くそういうのにならずに最後まで観てしまった。

あ、中盤の森の中での演劇シーンはヤバかった、なげえし退屈だしで、危うく寝そうだったが何とか耐えた(笑)。

いやほんと、なんやねんそれwなイミフな内容なんだけど、ちょいちょい笑かしに来るんだよね。

けど、笑いとしてのピークは、ボーが車に轢かれるまでだと思う。

そりゃ臆病なボーが「おそれる」のも分かる。

住んでるボロアパートの周辺では全裸の爺さん(ポコチン丸出しボカシなしw)がナイフ振り回して人殺ししているし、ゆっくり湯船に浸かっていてふと天井を見上げたら、そこに忍者みたく汗だくで貼り付いているおっさんが居るし(ここのドタバタは爆笑ものだった)、車で轢かれた後に運転手の一家の世話になるが、その家にはおかしな人間しかおらず、知らず知らずのうちに変な事に巻き込まれているしで、さっさとママの所に行きたいのに、行かせてくれないジレンマ。

PCを観ていたら知り合いを発見し、その瞬間、ゲロを噴射する、それ必要?てのがいきなり描写されるのはホント勘弁。

で、ようやくママの家に着いたら着いたで、セックスした相手が腹上死。

腹上死て、ああいう状態で急に逝っちゃのか。

そりゃ腹の上で固まってたら誰でもビックリするわw

実は落ちてきたシャンデリアで頭潰されて死亡したのはママではなく、別の人だというのが判明するが、ここからがもうマジで訳分からん。

「あれが貴方の父さんよ!」

ええ...(;'∀')

どういうことやねん、ボーと一緒に俺も頭がパニック状態。

そして状況整理出来ぬまま、突然ボーを被疑者として裁判開始。

「ママもうやめて!赦して!!」

と懇願するも、下された判決はボンッ。

は?

余計に意味分からん。

ボー、どうなったん?と画面観てたら、静かにエンドロールが流れ出した(笑)。

なんやかんやで一番ボーが「おそれていた」のはママて事なんだろうね。

結局どういう映画なの?と聞かれても、全く的確な説明は出来ませんが、何故か妙に引き込まれる雰囲気は持っていた。

前述した様に、息抜き程度で笑えるシーンを挟んでいるのも良かった。

俺的には決して嫌いとは思わない作品でしたが、全体的な展開自体には非常に難解過ぎて、且つ特有な癖もあり過ぎるので、合う合わないがバッサリと分かれるだろうね。

うん誰が観ても変な映画ですよ。

人縄筋ではいかないシュールさ、理不尽さをこれでもかと3時間に詰め込む辺りがアリ・アスター監督らしいちゃあらしいので、気になる方は観てみて!

そしてなんじゃこりゃという初めに得た第一印象を共有しましょう。

ほんま予測不能にも程があるで。

評価:★★★☆

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