THE CURSED: DEAD MAN'S PREY
2021年
韓国
110分
ホラー/アクション
劇場公開(2023/02/10)
監督:
キム・ヨンワン
出演
オム・ジウォン・・・イム・ジニ
チョン・ジソ・・・ペク・ソジン
チョン・ムンソン・・・チョン・ソンジュン
キム・イングォン・・・キム・ピルソン
コ・ギュピル・・・タク・ジョンフン教授
クォン・ヘヒョ・・・イ・サンイン
オ・ユナ・・・ビョン・ミヨン
イ・スル・・・ジェシー・ジョン
<ストーリー>
閑静な住宅街で凄惨な殺人事件が発生する。被害者のそばに横たわっていた容疑者らしき死体は、なぜか死後3ヵ月が経過していた。
運命は、呪術で切り拓く。
―感想―
じぇじぇじぇ、みたいなタイトルやな(今時の若い子ってじぇじぇじぇって知ってるんやろか)。
個人的にはまあまあな感想なのだが、これ元々はTVドラマなんやね。
そちらを先に観ていたら、キャラクター等に思い入れもあるだろうから又違った感想になったのかも。
この映画単体でも主要キャラの立ち位置とかは分かる様になっていたのは一見さんからしたら有難かった。
失踪してたはずの呪術師ソジンが、何の前触れもなく登場したのは驚いたわ。
新しく雇ったアシスタントの女が見た目からして明らかに怪しい匂いを放っていて、重要人物なんだろうなという予感はあったし、当たってた。
タクシー軍団が暴走しながら追い掛けてくるシーンが良い。
なんとなく『リアル鬼ごっこ』と『マトリックスリローデッド』のハイウェイシーンを足した様な、ハチャメチャカーチェイスが絶妙に視覚として楽しかったなあ。
韓国映画って、カーチェース、カーアクション撮らせたら上手いよな、日本映画の倉庫街カーアクションと違って(笑)。
死体を操って呪いの対象となる人物を襲うといったプロット自体もアイデアとしては面白く、死体=不死身に近い存在がホラーとしての体を成している。
それに加えての奇抜で気味の悪い激しめなアクションとの組み合わせも上手くいっており、中々に目の見張る演出は好感が持てます。
只、所々で多少展開が間延びしているのが惜しい。
会長の娘が、度が付くほどのクソ女過ぎて、観てて反吐が出る。
悪事が暴かれて逮捕されるも、証拠不十分で釈放された時の態度も反省0、こんなクソ女を野放しに!?と思うも、ちゃんと制裁は下されるのね。
その辺もどういう感じで、てのが描かれてなかったのがスカッとしないという意味では残念だ。
評価:★★★
23/07/13DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-07-05
メーカー: ハピネットファントム・スタジオ
関連作:
『謗法 ~運命を変える方法~(2020)<TV>』(TVシリーズ第1期)
『呪呪呪/死者をあやつるもの(2021)』(劇場版)