【東京女子清和大付属碑文ヶ丘高校】
校庭には3年間、花を咲かせなかった桜の木がある。
教師の前田はそれを必死に咲かせようと、毎日手入れをしていたが、病気の為に辞職せざるを得なくなり、ほったらかしになってしまう。
だが、先生の想いをくみ取った生徒達が、彼の意思を継ぎ、手入れする事になる。
一度は校長の判断で、業者によって木は撤去されそうになったが、生徒達と副担任の懸命なお願いにより、春まで待って貰える事になる。
但し、春には咲く事が条件。
2011年春、前田と生徒達の願い・想いが届いたのか、念願の花を咲かせる。
【3年C組生徒】
●高橋みなみ
学級委員。
桜の木の世話ばかりに没頭し、自分達の事はほったらかしの担任前田を嫌っている。
しかし、過去に前田が合唱部を担当していた際の写真を発見した事で、彼に興味を抱く様になる。
副担任・篠田と共に前田について色々調べるうちに、当時の教え子の指原との間に何かがあった事を突き止め、その為娘の敦子と疎遠になっている事を知る。
もう一度、親子の関係を取り戻させる為に、大親友の優子と共に敦子を説得する行動に出る。
みなみ本人は今の両親とは血の繋がりはない。
たまたま戸籍謄本を受け取った事で自分が養女だと知る。
実の母親は有名バイオリニスト鈴木杏子。
禁断の恋の末に身ごもったみなみを今の両親に預けた事を本人の口から聞き出す。
自分を養女と思わず育ててくれた今の両親に感謝し、涙を流しながら笑顔を取り戻して行く。
性格はしっかり者。
クラスメイトからは慕われている。
彼氏はいない。
水泳部。
●柏木由紀
家では優秀な兄と比べられ、学校でも友達も無く、居場所が無い事に劣等感を抱き、リストカット常習者となっている。
前田から貰った手紙の内容は「きりたくなったら電話しなさい」。
その事で、前田とはメル友になり、悩んだ時には前田からアドバイスを受ける様になる。
実はかなりの鉄道ファン。
前田の助言により、同じ趣味を持つ北原に声をかけた事で2人は友人となる。
これ以降、彼女は生きる喜びを見出し、前向きな姿勢を取り戻して行く。
●北原里英
教室では常に孤独に過ごしている。
自分に自信を持てずに悩む彼女に渡された手紙の内容は「好きは背中を押してくれる 勇気を持て」。
休み時間は時刻表や電車の写真を眺めている。
俗に言う「鉄子」。
前田のメールをきっかけに同じ趣味を持つ柏木と友人になる。
●小嶋陽菜
父との2人暮らし。
母は病気で他界している。
ネイルが得意で、その道に進みたいと思っている中、妊娠している事が発覚する。
夢を求める余り、彼氏には内緒で、父の意見も聞かずに中絶に踏み切ろうとする。
だが、手術直前になって母性本能が目覚め、手術を受けず産む事を決心した。
全てを才加から聞いた彼氏が父娘の前に現れ結婚を申し込み、父に認められた。
手紙の内容は「親はいつでも子供の味方」。
●宮澤佐江
常々、「男はキモい」と口にし、渡辺といちゃつく日々。
しかし、階段から転げ落ちそうになった所を助けてくれた吉田弘毅に一目惚れし付き合う様になる。
その為、渡辺を避け始める。
前田から受け取った手紙の内容は「一人で立って 二人で楽しい」。
その意味を知る為、前田の元を訪れた際に渡辺と鉢合わせし、お互い本音で語り合っていなかった事に気付き、改めて渡辺の大切さを知る事になる。
●渡辺麻友
自分を避ける様になった宮澤に反抗するかの様に、彼女の彼氏に嘘の告白をし別れさせようとするが、直ぐにバレてしまう。
手紙の内容は「一人の時間が自分を育てる」。
宮澤と同じく、手紙の内容を知る為に前田の元を訪れた際に宮澤と鉢合わせしてしまい、実は親友を失いたくない余りに、宮澤の趣味や好みに合わせていたと告白する。
宮澤からも同じ事を聞いた彼女は、今後は本音で語り合える友達になろうと決意する。
【ラクロス部】
●秋元才加
陽菜の中絶費用のカンパを買って出た。
陽菜の彼氏に全てを告げたのも彼女。
●大島優子
ラクロス部の司令塔。
母の後を継ぐ為に医師の勉強に励む。
その為、一旦ラクロス部を退部するが、サンフランシスコで行われるコンペティションへの参加を諦めきれずに復帰。
しかし成績の低下などもあり、中途半端な気持ちで参加していた為に峯岸に怪我を負わせてしまい、ラクロスを完全に諦める決心をする。
手紙の内容は「負荷をかけろ 欲ばれ」。
この言葉と母からの励ましにより、部活と勉強を両立させていく決意を持つ。
最終的には医学部への合格を見事果たした。
親友のみなみと共に、敦子の元へ出向き、彼女宛ての父からの手紙を敦子の前で朗読した。
●佐藤亜美菜
●峯岸みなみ
ラクロスに没頭し、優子が抜けた穴を埋める為にチームキャプテンになる。
練習中に優子と接触事故を起こし大怪我を負い、遠征の試合には出られなくなる。
●宮崎美穂
【派手4人組】
板野のグループ。
4人とも手紙の内容は「ありのままの君でいい ありのままの君がいい」。
●板野友美
10人以上の男性と交際したなど周囲に語っていたが、全て嘘。
これらは姉の言動や、雑誌の記事からの受け売り。
実際は彼氏もなく、男性未経験の処女。
最終的には友人に嘘をついていた事を告白した。
●河西智美
彼氏がいるが、板野の助言により別れる。
板野が嘘を付いていた事を謝った際、彼女も実家は老舗の和菓子屋ではなく団子屋だと告白。
●高城亜樹
二重瞼ではなく実は一重瞼だと告白。
●仲川遥香
男性経験がないのはグループの中では自分だけだと悩み、板野に相談している。
貧乳である事にコンプレックスを感じ、胸にはパッドを3枚入れている。
彼氏は大学生と言っていたが、実はフリーターだった事を告白する。
【教員】
●篠田麻里子
3年C組の副担任。
前田とは対照的に生徒からは人気がある。
入院した前田に代わりクラスをまとめていく。
生徒達の状況を報告する為に度々、病室を訪れている。
みなみと共に、前田の過去について調べる内に、彼が以前に作詞作曲した曲の楽譜を見付け、生徒たちに渡す。
●前田幸次 - 上川隆也
3年C組の担任で敦子の父親。
ある日、ホームルーム中に自分が癌に侵されている事を告白し、生徒たちそれぞれに手紙を渡して退職した。
余命3カ月。
以前は熱血教師だったが指原の件で次第に生徒と距離を置く様になり、桜の木の世話に没頭し出す。
敦子とは疎遠になっている。
生徒からは「桜マン」と呼ばれている。
生徒の詳細をノートに書き留めている。
●校長先生 - かとうかず子
【生徒の家族】
●大島絹代 - 高島礼子
優子の母親で開業医。
家訓は「二兎を追って両方得」。
●板野明日香 - 片瀬那奈
友美の姉。
●小嶋陽三 - 吹越満
陽菜の父。
中絶しようとした娘に対し産むように言う。
娘を想う余り、病室にいる前田に相談しに行っている。
●柏木隆治 - 山崎一
由紀の父。
●柏木君子 - 伊藤かずえ
由紀の母。
優秀な息子を褒める一方、何を考えているか分からない由紀を常にけなしている。
●柏木仁 - 宇治清高
由紀の兄で、司法試験に合格する程の優秀。
●高橋巧 - 高知東生
みなみの養父。
●高橋晶子 - 堀内敬子
みなみの養母。
●谷崎杏子 - 若村麻由美
みなみの実母。
有名なバイオリニスト。
不倫の末に産んだみなみを養女に出す。
【その他】
●前田敦子
幸次の娘。
高校卒業後は花屋でアルバイトをしていた。
昔は仲の良い父子だった。
高校時代は父と同じ教職員を目指していたが、同時期に学校でいじめに遭っていた。
自分の事よりも、生徒の指原ばかりに気を配る父に怒りを覚え、家を出る。
それ以来3年間、父とは疎遠状態が続いていたが、みなみと優子が持ってきた手紙の内容を切っ掛けに復縁する。
●指原莉乃
碑文ヶ丘高校OG。
現在は1児の母。
高校時代は合唱部に所属。
父親から家庭内暴力を受けている。
前田に好意を抱き、告白するも受け入れて貰えなかった。
前田父子の親密さに嫉妬し、敦子に前田と付き合っていると嘘をつき、その後自殺未遂騒動を起こす。
●指原雄三 - ブラザー・トム
アルコール依存症。
妻が浮気して家を出てから家庭内暴力が激しくなった。
前田の説得により、療養施設に入る。
●花屋の主人 - 佐戸井けん太
脇役が豪華過ぎる!!
参照:
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.1」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.2」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.3」
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校庭には3年間、花を咲かせなかった桜の木がある。
教師の前田はそれを必死に咲かせようと、毎日手入れをしていたが、病気の為に辞職せざるを得なくなり、ほったらかしになってしまう。
だが、先生の想いをくみ取った生徒達が、彼の意思を継ぎ、手入れする事になる。
一度は校長の判断で、業者によって木は撤去されそうになったが、生徒達と副担任の懸命なお願いにより、春まで待って貰える事になる。
但し、春には咲く事が条件。
2011年春、前田と生徒達の願い・想いが届いたのか、念願の花を咲かせる。
【3年C組生徒】
●高橋みなみ
学級委員。
桜の木の世話ばかりに没頭し、自分達の事はほったらかしの担任前田を嫌っている。
しかし、過去に前田が合唱部を担当していた際の写真を発見した事で、彼に興味を抱く様になる。
副担任・篠田と共に前田について色々調べるうちに、当時の教え子の指原との間に何かがあった事を突き止め、その為娘の敦子と疎遠になっている事を知る。
もう一度、親子の関係を取り戻させる為に、大親友の優子と共に敦子を説得する行動に出る。
みなみ本人は今の両親とは血の繋がりはない。
たまたま戸籍謄本を受け取った事で自分が養女だと知る。
実の母親は有名バイオリニスト鈴木杏子。
禁断の恋の末に身ごもったみなみを今の両親に預けた事を本人の口から聞き出す。
自分を養女と思わず育ててくれた今の両親に感謝し、涙を流しながら笑顔を取り戻して行く。
性格はしっかり者。
クラスメイトからは慕われている。
彼氏はいない。
水泳部。
●柏木由紀
家では優秀な兄と比べられ、学校でも友達も無く、居場所が無い事に劣等感を抱き、リストカット常習者となっている。
前田から貰った手紙の内容は「きりたくなったら電話しなさい」。
その事で、前田とはメル友になり、悩んだ時には前田からアドバイスを受ける様になる。
実はかなりの鉄道ファン。
前田の助言により、同じ趣味を持つ北原に声をかけた事で2人は友人となる。
これ以降、彼女は生きる喜びを見出し、前向きな姿勢を取り戻して行く。
●北原里英
教室では常に孤独に過ごしている。
自分に自信を持てずに悩む彼女に渡された手紙の内容は「好きは背中を押してくれる 勇気を持て」。
休み時間は時刻表や電車の写真を眺めている。
俗に言う「鉄子」。
前田のメールをきっかけに同じ趣味を持つ柏木と友人になる。
●小嶋陽菜
父との2人暮らし。
母は病気で他界している。
ネイルが得意で、その道に進みたいと思っている中、妊娠している事が発覚する。
夢を求める余り、彼氏には内緒で、父の意見も聞かずに中絶に踏み切ろうとする。
だが、手術直前になって母性本能が目覚め、手術を受けず産む事を決心した。
全てを才加から聞いた彼氏が父娘の前に現れ結婚を申し込み、父に認められた。
手紙の内容は「親はいつでも子供の味方」。
●宮澤佐江
常々、「男はキモい」と口にし、渡辺といちゃつく日々。
しかし、階段から転げ落ちそうになった所を助けてくれた吉田弘毅に一目惚れし付き合う様になる。
その為、渡辺を避け始める。
前田から受け取った手紙の内容は「一人で立って 二人で楽しい」。
その意味を知る為、前田の元を訪れた際に渡辺と鉢合わせし、お互い本音で語り合っていなかった事に気付き、改めて渡辺の大切さを知る事になる。
●渡辺麻友
自分を避ける様になった宮澤に反抗するかの様に、彼女の彼氏に嘘の告白をし別れさせようとするが、直ぐにバレてしまう。
手紙の内容は「一人の時間が自分を育てる」。
宮澤と同じく、手紙の内容を知る為に前田の元を訪れた際に宮澤と鉢合わせしてしまい、実は親友を失いたくない余りに、宮澤の趣味や好みに合わせていたと告白する。
宮澤からも同じ事を聞いた彼女は、今後は本音で語り合える友達になろうと決意する。
【ラクロス部】
●秋元才加
陽菜の中絶費用のカンパを買って出た。
陽菜の彼氏に全てを告げたのも彼女。
●大島優子
ラクロス部の司令塔。
母の後を継ぐ為に医師の勉強に励む。
その為、一旦ラクロス部を退部するが、サンフランシスコで行われるコンペティションへの参加を諦めきれずに復帰。
しかし成績の低下などもあり、中途半端な気持ちで参加していた為に峯岸に怪我を負わせてしまい、ラクロスを完全に諦める決心をする。
手紙の内容は「負荷をかけろ 欲ばれ」。
この言葉と母からの励ましにより、部活と勉強を両立させていく決意を持つ。
最終的には医学部への合格を見事果たした。
親友のみなみと共に、敦子の元へ出向き、彼女宛ての父からの手紙を敦子の前で朗読した。
●佐藤亜美菜
●峯岸みなみ
ラクロスに没頭し、優子が抜けた穴を埋める為にチームキャプテンになる。
練習中に優子と接触事故を起こし大怪我を負い、遠征の試合には出られなくなる。
●宮崎美穂
【派手4人組】
板野のグループ。
4人とも手紙の内容は「ありのままの君でいい ありのままの君がいい」。
●板野友美
10人以上の男性と交際したなど周囲に語っていたが、全て嘘。
これらは姉の言動や、雑誌の記事からの受け売り。
実際は彼氏もなく、男性未経験の処女。
最終的には友人に嘘をついていた事を告白した。
●河西智美
彼氏がいるが、板野の助言により別れる。
板野が嘘を付いていた事を謝った際、彼女も実家は老舗の和菓子屋ではなく団子屋だと告白。
●高城亜樹
二重瞼ではなく実は一重瞼だと告白。
●仲川遥香
男性経験がないのはグループの中では自分だけだと悩み、板野に相談している。
貧乳である事にコンプレックスを感じ、胸にはパッドを3枚入れている。
彼氏は大学生と言っていたが、実はフリーターだった事を告白する。
【教員】
●篠田麻里子
3年C組の副担任。
前田とは対照的に生徒からは人気がある。
入院した前田に代わりクラスをまとめていく。
生徒達の状況を報告する為に度々、病室を訪れている。
みなみと共に、前田の過去について調べる内に、彼が以前に作詞作曲した曲の楽譜を見付け、生徒たちに渡す。
●前田幸次 - 上川隆也
3年C組の担任で敦子の父親。
ある日、ホームルーム中に自分が癌に侵されている事を告白し、生徒たちそれぞれに手紙を渡して退職した。
余命3カ月。
以前は熱血教師だったが指原の件で次第に生徒と距離を置く様になり、桜の木の世話に没頭し出す。
敦子とは疎遠になっている。
生徒からは「桜マン」と呼ばれている。
生徒の詳細をノートに書き留めている。
●校長先生 - かとうかず子
【生徒の家族】
●大島絹代 - 高島礼子
優子の母親で開業医。
家訓は「二兎を追って両方得」。
●板野明日香 - 片瀬那奈
友美の姉。
●小嶋陽三 - 吹越満
陽菜の父。
中絶しようとした娘に対し産むように言う。
娘を想う余り、病室にいる前田に相談しに行っている。
●柏木隆治 - 山崎一
由紀の父。
●柏木君子 - 伊藤かずえ
由紀の母。
優秀な息子を褒める一方、何を考えているか分からない由紀を常にけなしている。
●柏木仁 - 宇治清高
由紀の兄で、司法試験に合格する程の優秀。
●高橋巧 - 高知東生
みなみの養父。
●高橋晶子 - 堀内敬子
みなみの養母。
●谷崎杏子 - 若村麻由美
みなみの実母。
有名なバイオリニスト。
不倫の末に産んだみなみを養女に出す。
【その他】
●前田敦子
幸次の娘。
高校卒業後は花屋でアルバイトをしていた。
昔は仲の良い父子だった。
高校時代は父と同じ教職員を目指していたが、同時期に学校でいじめに遭っていた。
自分の事よりも、生徒の指原ばかりに気を配る父に怒りを覚え、家を出る。
それ以来3年間、父とは疎遠状態が続いていたが、みなみと優子が持ってきた手紙の内容を切っ掛けに復縁する。
●指原莉乃
碑文ヶ丘高校OG。
現在は1児の母。
高校時代は合唱部に所属。
父親から家庭内暴力を受けている。
前田に好意を抱き、告白するも受け入れて貰えなかった。
前田父子の親密さに嫉妬し、敦子に前田と付き合っていると嘘をつき、その後自殺未遂騒動を起こす。
●指原雄三 - ブラザー・トム
アルコール依存症。
妻が浮気して家を出てから家庭内暴力が激しくなった。
前田の説得により、療養施設に入る。
●花屋の主人 - 佐戸井けん太
脇役が豪華過ぎる!!
参照:
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.1」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.2」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.3」
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