銀幕大帝α

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桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.2

2012年01月19日 19時58分24秒 | 邦画ドラマ
11年/日本/53分/青春ドラマ/TV
演出:
◆久保田充
◆長沼誠
◆本間美由紀
◆浅見真史
企画:秋元康
原案:秋元康
主題歌:AKB48『桜の木になろう』

出演:
◆AKB48
◆上川隆也
<ストーリー>
自らの余命が3ヵ月であることを明らかにした担任教師の告白をきっかけに、自分の人生を見つめなおす女子高生たち。卒業をテーマに、青春のすべてをリアルに紡ぐ。
<感想>
【第8話】
●イケテル板野(2)
男性経験豊富なことを親友に語っている板野友美 。
実は彼女はまだヴァージンだった。
しかも全ての経験談は姉から聞いた話をいかにも自分の事の様に話していただけだったのだ。
愛用下着はババパンツ。
お腹周りが冷えないようにする為。
ある日学校で、友人の1人が彼氏が浮気していると言いだし、是非とも男性の意見として板野の彼氏と話してみたいと言い出す。
当然ながら板野に彼氏などいるはずもなくピンチに陥る。

【第9話】
●みなみとママと絆の話
学級委員の高橋みなみは、役所で戸籍謄本を受け取るが、そこに自分が養女と記されていて愕然とする。
実の母親は有名バイオリニストの鈴木杏子。
実際に会い、確かめにいくも、あっさりと「貴方を養女に出した事に後悔はしていない」と言われる。
家に帰ったみなみは、「何故今まで黙っていたの!」と今の父と母に詰め寄るも、2人から返って来た応えは意外なものだった。

【第10話】
●ひとりぼっちの由紀(2)
相変わらず優秀な兄と比べられ学校でも家でも居場所が無い柏木由紀。
手首をカッターナイフで切りたい衝動に駆られるが、前田から貰った手紙に書いてあった「切りたくなったら電話しなさい」を思いだし、メールをする。
それから頻繁に前田とメールのやり取りをする様になった彼女に、前田は「前の席の子を見て御覧」とアドバイスをする。
前の席の子とは、何時も席で孤独にいる北原里英だった。
ある日、北原が電車の写真を眺めているのを目撃する。
そう、 由紀と北原は同じ趣味、所謂鉄道ファンだったのだ。
同じ共通点を持つ生徒が同じ教室にいる事に嬉しさを覚えた由紀だったが、接し方が分からず、前田にメールでどうすればいいかを問う。
すると前田から返って来た文章には「自分で一歩前に踏み出す事が大事」とあり、由紀はその言葉に従い、北原の元に歩み出すのだった。

【第11話】
●敦子の秘密(2)
みなみはどうしても教師前田の過去を知りたくなっていた。
そこで、彼が実の娘よりも気にかけていた生徒・指原莉乃に会いに行く事にする。
OGである指原は結婚し、一児の母となっていた。

前田先生が癌である事を告げると、指原はどうしても会いたいとお願いする。
みなみと副担任・篠田と共に病室を訪れた指原は、先生と敦子さんが今の状況になったのは全て自分のせいだと語り始める。
指原が在学中、母が家を出たせいで父が酒浸りになり娘に暴力を振っていた。
それを知った前田が、指原の父の元に出向き、施設で更生するように説得してくれたのだった。

【第12話】
●麻友の危険な友情(2)
佐江の彼氏に告白した麻友だったが、あっさり佐江の友人だと言う事がバレてしまう。
お互いギスギスした関係に陥っていた麻友と佐江だったが、2人とも前田から貰った手紙の内容の意味を知る為に病院にいる前田の元を訪れる。
そして2人とも手紙の内容の意味を知ると共に、お互いがかけがえの無い友人だという事を改めて確信し、涙を流しながら抱きしめ合うのだった。

【第13話】
●陽菜、ママになる!?(2)
娘の妊娠を知った父は、「産みなさい!」と告げる。
しかし陽菜は「私はまだやりたい事がある!ほっといて!!」と怒りをぶつける。
そして人工中絶に踏み切る陽菜だったが、父の「カメラに映った小さな命を見た時、お母さんと一緒に大笑いした」という言葉を思い出し、直前で中絶を止めてしまう。
心配で待っていた父に駆け寄り泣きながら謝る陽菜。
そこへ彼氏の谷原陸が現れる。
「お父さん、娘さんと結婚させて下さい」
「赤ちゃんを産んで欲しい」
と土下座してお願いする陸を父は殴り、「娘に手を出しやがって!!」と大声を上げる。
が、それは喜びの裏返しで、「一度こういうのをやってみたかったんだよ」と微笑むと2人の仲を許し、娘の妊娠を改めて祝福するのであった。

【第14話】
●ひとりぼっちの由紀(3)
前田のメールに従うかのように、北原の元へ歩む由紀。
勇気を振り絞って北原に声をかける。
「私も電車が好きなの」
と。
そして2人は一気に共通した趣味の持ち主として友人となるのだった。
また何時も兄と比較する母に、「お母さんは私に何を求めているの?」と遂に反論する。
こうして暗い日々を過ごしていた由紀に笑顔が戻るのであった。

以上、DVD第2巻の中に収録されていた内容を簡単に箇条書きしました。

殆どのエピソードが完結しました。
そのどれもが感涙もので、かなり目頭が熱くなりました。
特にみなみのエピソードで、継母と継父が言った台詞。
「ごめん、みなみが養女だって事、忘れてた」
これには思わず目から涙が溢れちゃいました。

後、陽菜の父。
演じるのはベテラン俳優・吹越満。
流石の名演技ですよ。
親身になって娘を想う姿に感動でした。

まだ未完結の板野のエピソードと、指原と前田の関係が気になる所ではありますが、第3巻(最終巻)ではそれらも全て明らかになるでしょう。
期待を膨らませながら見届けたいと思います。

オフィシャル・サイト

参照:
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.1」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.2」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~vol.3」
「桜からの手紙 ~AKB48 それぞれの卒業物語~人物まとめ」

評価:★★★☆
12/01/19DVD鑑賞(準新作)
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レンタル開始日:2011-05-04
メーカー:バップ
コメント (2)
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