goo blog サービス終了のお知らせ 

銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で17周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

アドベンチャーランドへようこそ

2010年07月22日 00時41分59秒 | 洋画ロマンス
ADVENTURELAND/09年/米/107分/劇場未公開
監督:グレッグ・モットーラ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、マーティン・スター、ビル・ヘイダー

<ストーリー>
最後の夏休みに地元の寂れた遊園地でバイトすることになった大学生のジェイムズ。エキセントリックなバイト仲間との出会いが彼に波乱を起こす。
<感想>
アドベンチャー映画だと思っていた。
題名だけで推測するなって?
そりゃそうだ。

80年代カルチャーを基礎にしたラブロマンス。
自分的には懐かしい曲が随所にかかり、ちょっとテンション上がった。

コメディ的な要素も含んでいるけど、学費を稼ぐためにアドベンチャーランドでバイトを始めた奥手の童貞君が、恋に友情に右往左往する一夏のハッピーライフを、ロマンスたっぷりに描いています。

彼は学業そっちのけで無事童貞good-by出来るのか!?

淡い恋心にときめきつつも、波乱有り、裏切りあり、成行きの浮気あり、そして別れあり。

個性豊かなアドベンチャーランドの従業員たちとの絡みを入れつつ、一人の好青年の喜びと怒り、そして忘れられない大切な女性への思いを込めての旅立ちまでを、明るく、切なく、時には下品に、そして最後には運命的な架け橋を感動的に描ききり、纏まりある物語に仕上がっていました。

決して大笑いするような映画ではないけれど、それぞれが悩みを抱えた男女が障壁を乗り越え、そして結ばれていく様には私が遠い昔に置き忘れた青春そのものを感じ取れて、とても清々しく観る事が出来ました。

やられたらやり返す。
股間パンチなんてガキっぽいけど、彼らにとってはこれも青春の一つで、思い出の一ページとして残るんだろうなぁ。

評価:★★★
10/07/20DVD鑑賞
青春ロマンス・コメディ ライアン・レイノルズ ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント DVD旧作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュームーン/トワイライト・サーガ

2010年04月05日 23時51分43秒 | 洋画ロマンス
THE TWILIGHT SAGA: NEW MOON/09年/米/130分/劇場公開
監督:クリス・ワイツ
出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー

<ストーリー>
エドワードから別れを告げられたベラ。落ち込む彼女と幼馴染のジェイコブが急接近する。
<感想>
後半が幾分モンスター映画になっていたのが良かったし、楽しめました。
けど流石に130分は長い。
大半がラブ・ロマンスなので余計に長く感じる。

吸血鬼男に行ったり、狼男人間に行ったり。
何なんだ、この情に流されやすいヒロインは。

フラれたから寂しいのは分かるが、他の男で気持ちを紛らわすのはどうだかなぁ。
話をややこしくしているのは自分の行動だと分かっていないのか、この女は。
こんなバカ女に振り回されている2人の男が可哀想ですよ。

「私も吸血鬼になるわ!」

意味わかんねぇ。
考えている事が幼稚過ぎてアホらしい。

一人の人間の女を、2人のモンスター男が身を犠牲にして奪い合おうとしているように見えますが、私からしては、2人を良いように弄んでいるだけの魔性の女にしか映りませんって。

ティーン・ガールたちはこんな展開に胸キュンしているんですかぁ。
ふ~ん・・・。

処で、終盤出てきた赤目の吸血鬼女にちょっと可愛さを感じたんだけれど、後でダコタ・ファニングと知ってビックリ!!
あのトムクル映画でギャーギャー騒いでいた少女が、こんなにも大人の女性になっていたとは。
何時の間に成長したんだ??
それに色っぽくなってるし。
時代の移り変わりは早いねぇ。
ちょっと気にするようにしてみよう。
続編にも出るのかな?
むっちゃ話的には良い所で終わったので、第3作目も観ますよ。

あれ?何だかんだ文句言いながらも、ハマってねぇか、俺・・・^^;

オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『トワイライト~初恋~(2008)』(第1作)
『ニュームーン/トワイライト・サーガ(2009)』(第2作)
『エクリプス/トワイライト・サーガ(2010)』(第3作)
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1(2011)』(第4作前編)
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2(2012)』(第4作後編)

評価:★★★☆
10/04/05DVD鑑賞
クリス・ワイツ 青春ロマンス・ホラー マイケル・シーン DVD新作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トワイライト~初恋~

2010年04月01日 00時14分12秒 | 洋画ロマンス
TWILIGHT/08年/米/122分/劇場公開
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、ビリー・バーク

<ストーリー>
謎めいた青年エドワードと恋に落ちた転校生のベラ。彼女はエドワードがバンパイアであることを知りながらも関係を続けるが、やがて彼の家族と放浪バンパイアの戦いに巻き込まれてしまう。
<感想>
こりゃあ女性向けの映画ですね。

ヴァンパイアものだけれど、メインは人間の女の子とのラブ・ストーリー。

この二人が何故にこれ程までに惹かれあうのかが今一はっきりしないんだよね。
ヴァンパイアの彼もそんなにハンサムじゃないし。

てか、眉毛太すぎやろ!

でも、あれか、うん、そうだよな。
危ない所を助けてくれる。
それも素手で激突してくる車を止める。
一睨みで悪ガキどもを追い払ってくる。

遠くにいたはずなのに、その場にいなかったのに、当然ふいっと現れて守ってくれる。
あ~そりゃあときめくはずだわ、女の子だったら。

「まぁ綺麗、ダイヤモンドみたい。」

日光に照らされて光り輝く彼に目がハートになるわな。

うん?いやいや、ならんだろ普通。
目の前で突然瞬間移動したり、おんぶさせられて大木をダッシュで駆け上がられたら、怖くなるのが当然。

けど、少女は彼の行動一つ一つに感激したり、感動したり。
乙女心は良く分からんな~。

日頃ラブ・ロマンスを観慣れていない者としては背中がムズ痒くなるような綺麗な話だったけれど、まぁ思っていたほど退屈はしなかったし、たまにはこういうのもスプラッターばかり観て汚れきった私の心を洗ってくれる様で悪くはなかったです。

只少しばかり残酷描写が欲しかったかな。
おっと、ホラー大好き人間の本音が出ちゃった^^;

関連作:
『トワイライト~初恋~(2008)』(第1作)
『ニュームーン/トワイライト・サーガ(2009)』(第2作)
『エクリプス/トワイライト・サーガ(2010)』(第3作)
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1(2011)』(第4作前編)
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2(2012)』(第4作後編)

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
10/03/31DVD鑑賞
青春・ロマンス・ホラー DVD旧作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スラムドッグ$ミリオネア

2009年10月26日 01時43分13秒 | 洋画ロマンス
SLUMDOG MILLIONAIRE/08年/英・米/120分/劇場公開
監督:ダニー・ボイル
出演:デヴ・パテル、マドゥル・ミッタル、フリーダ・ピント、アニル・カプール

<ストーリー>
クイズ番組で賞金獲得まで残り1問となったスラム育ちの青年の、正解に至るまでの〝秘密″とクイズの行方。
<感想>
大人のラティカを演じた女優さんは個人的には好みのタイプでした。
Tシャツに書かれた作品タイトルがバンッと出る演出もかなりgoodです。

さて、みのさん司会で日本でも馴染み深い「クイズ$ミリオネア」を題材に持ってきているから、自然と物語に入り込めますね。
これが国限定のクイズ番組だったらそうもいかんだろうて。

スラム育ちの青年が何故に難問を次々答えられるのか、何故に彼は番組に出ようと思ったのか。

主に彼の波乱万丈な生い立ちを話の軸として描いているんだけれど、中々の悲惨さで思わず目を背けたり、観入ってしまったり。

一途に恋を追いかける弟と、逆に我自由なりと悪の世界に手を染めていく兄貴。
逆境を幾度も乗り越えて成長していく兄弟の姿を対極に映し出し、道を外した者とそうでない者との行く末を、それ相当に結束させるラストまで悲喜こもごもと描いていて、かなり堪能出来るストーリー構成でした。

ダニー・ボイル監督らしい一場面を絶妙に盛り上げる好曲目に加え、貧困と宗教、差別、自由とテーマ性も深く、重苦しい中にもユーモアがあったりと、全体的に温かみを漂わせていたが、エンディングでインド人が踊りだした瞬間、急に安っぽくなっちゃったっと感じたのは私だけでしょうかねぇ。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
09/10/25DVD鑑賞
ダニー・ボイル ロマンス・ドラマ アカデミー賞作品賞 クイズ$ミリオネア PG-12 DVD新作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ
にほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フローズン・タイム

2009年03月23日 20時23分38秒 | 洋画ロマンス
CASHBACK/06年/英/102分/劇場公開
監督:ショーン・エリス
出演:ショーン・ビガースタッフ、エミリア・フォックス、ショーン・エヴァンス、ミシェル・ライアン

<ストーリー>
不眠症のせいで、2週間眠れなかった美大生の周囲が突然フリーズ。自分だけが動ける世界で、彼はバイト先の女性の美しさに気づき、恋に落ちる。
<感想>
ちょっとファンタジーが入った異色のラブ・ロマンスですね。
何故、主人公には時間を止められる能力が備わったとかの細かい説明はないです。
でもそんな説明は別にいらんと思う。

フリーズした世界の中で、恋人にフラれた青年が、新たな女性を見つけ消極的だった恋を積極的にしていく。
単純だけれど、何か温かみがあってとても良かった。

只、青年がフリーズ中に、バイト先のスーパーで女性客の服を脱がしてデッサンするだけってのは同じ男としては納得いかん。
普通、男ならいやらしい事したくなるでしょう?
そのいやらしさが、この青年にも映画にも全くないんですよね。

逆にそのいやらしさが無い事で、映画も引き締まっていたし、アート的で美しかったですけど。
通路にずらりと全裸の女性客が並んでいるのとか、ラストでのフリーズした降雪の中でのキスとか、もう本当、綺麗なんだわ、これが!

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
09/03/23DVD鑑賞
青春ロマンス・コメディ R-15 DVD旧作
にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ<
にほんブログ村
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする