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銀幕大帝α

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ハロウィン THE END

2023年07月08日 15時12分18秒 | 洋画ホラー

HALLOWEEN ENDS

2022年

アメリカ

111分

ホラー

R15+

劇場公開(2023/04/14)

監督:
デヴィッド・ゴードン・グリーン

『ハロウィン KILLS』

製作総指揮:
ジョン・カーペンター
ジェイミー・リー・カーティス
デヴィッド・ゴードン・グリーン

キャラクター創造:
ジョン・カーペンター

脚本:
デヴィッド・ゴードン・グリーン

音楽:
ジョン・カーペンター

出演:
ジェイミー・リー・カーティス・・・ローリー・ストロード
アンディ・マティチャック・・・アリソン
ジェームズ・ジュード・コートニー・・・マイケル・マイヤーズ
ウィル・パットン・・・フランク・ホーキンス
ローハン・キャンベル・・・コーリー・カニンガム
カイル・リチャーズ・・・リンジー・ウォレス

<ストーリー>

ブギーマンことマイケルが再び街を恐怖に陥れてから4年後。ある青年がマイケルと遭遇し、新たな恐怖が連鎖していく。長年マイケルに囚われ続けたローリーは、最後の対峙を決意する。

恐怖が、壮絶に、終わる。

―感想―

どないやねんwちょっと笑ってしまったオープニングがコントみたいに見えて。

これ単発の出来事のみで終わったら又してもどないやねんと思っただろうけど、ちゃんと本編に繋がっていて安心した(笑)。

因みにこの時、クソガキと一緒に観ていた映画が『遊星からの物体X』。

ジョン・カーペンター監督作では一二を争う人気ホラー作ですね。

お前が殺らなきゃ俺が殺る、もしくは一緒に新時代を築こうぜ、そんなどの人間にも少しは奥底に潜む「悪」。

マイケルという街を混沌の渦に沈めた人々の記憶からは一切消えないであろう存在に、マイケルと同様忌み嫌われる姿となった青年を被せて、新たな「悪」の恐怖の始まりと終わりを、シリーズの貢献者とも言えるローリーの心情と共に因縁の関係に決着が訪れるまで展開豊かに描いた最終作。

青年がプッツンして偽マイケルと化す、自分と同じ目の中に狂気、憎悪を感じ取った青年に煽られて本物のマイケルが暴れ出す、その時が来るのに時間は掛かるが、普通に好青年だった男が突如人が変わる事に対しての経緯を至極丁寧に映し出しているので、あれだけ時間を要したのも演出としては自然的かなと思う。

まあ人によっては、はよ戦えや、と急かすかもしれないが。

ローリーがマイケルと最後の対峙をする際に絶妙なタイミングでハロウィンのテーマ曲が流れる、あれは良かった、ゾクゾクッとしたわ。

切ろうが刺そうが焼こうが一向に死なないマイケルをこの世から抹殺する方法を考えると、確かに他にはないか、全身を残す事が厄難な訳だから。

で、本当に終わったんかね。

まさか某殺人キラーみたく、魂だけは生きていた、とかならない?(笑)

それでも街人達からようやく恐怖は消えても、記憶は消えないだろうから、もしかするとマイケルを崇める輩が模倣犯として現れる可能性は無きにしも非ず、だな。

取り敢えず今はゆっくりと日本の桜を観に行って欲しい、マイケルと直接関わった人物皆にお疲れ様。

仮想パーティにて最初にハウス内で流れる曲はローファイの王とも言われている「セバドー」というグループの曲名は「license to confuse」。

この曲と「Rebound」という曲が個人的には好き。

評価:★★★☆

23/07/08DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-07-05

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

関連作:

『ハロウィン(1978)』(シリーズ第1作)※個人的評価:★★★☆
『ブギーマン(1981)』(シリーズ第2作)※個人的評価:★★★
『ハロウィン III(1982)』(シリーズ第3作)
『ハロウィン4/ブギーマン復活(1988)』(シリーズ第4作)
『ハロウィン5/ブギーマン逆襲(1989)』(シリーズ第5作)
『ハロウィン6/最後の戦い(1995)』(シリーズ第6作)
『ハロウィンH20(1998)』(シリーズ第7作)※個人的評価:★★☆
『ハロウィン レザレクション(2002)』(シリーズ第8作)※個人的評価:★★☆
『ハロウィン(2018)』(シリーズ第9作)
『ハロウィン KILLS(2021)』(シリーズ第10作)

『ハロウィン THE END(2022)』(シリーズ第11作)

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ヴィーガンズ・ハム

2023年07月06日 15時57分06秒 | 洋画ホラー

BARBAQUE/SOME LIKE IT RARE

2021年

フランス

87分

コメディ/ホラー

R15+

劇場公開(2022/10/21)

監督:
ファブリス・エブエ
脚本:
ファブリス・エブエ

出演:
マリナ・フォイス
ファブリス・エブエ
ジャン=フランソワ・ケレ
リサ・ド・クート・テシェイラ
ヴィルジニー・オク
ヴィクトール・ムーテレ
ステファヌ・ソー・モンゴ

<ストーリー>

経営難の肉屋を営むヴィンセントは、店を襲ったヴィーガンを誤って殺害する。証拠隠滅のために死体をハムに加工するが、妻のソフィーがそれを店頭に並べてしまい…。

―感想―

毎月の新作は前月の末か、その月の初めにwebのぽすれんでチェックして、大ヒット作とか好きな俳優が出ているとか、ジャケットの絵柄だけだとかでリストアップして借りております。

今月も色々面白そうな作品を見付けましたが、実は本作は完全にノーマーク、悪い書き方すればアウトオブ眼中だったんですよね。

しかしブログ間等を通じて数十年以上のお付き合いのあるPuffさんが、既に劇場で鑑賞されたこの作品をコメント欄にて猛プッシュして下さいまして、急遽レンタルリストに入れたという経緯がありました。

Puffさんと僕の好みて結構似てるんですよ特にホラー映画に関しては。

なのでおススメして下されば、必ず借りて観るようにはしてるんですね。

で、他にも借りた作品を後にして、真っ先にBlu-rayレコーダーにDVDを挿入して鑑賞した本作、率直な感想としてはおススメ通りの楽しい仕上がりでした。

今回は自分で見つけた訳ではないので「拾い物」とは書けないな、下手したら借りてなかったかもと考えると教えて下さったPuffさんには感謝でありますm(__)m

先ず、怒りで我を忘れると暴力的な暴走行為に走る肉屋の主人ヴィンセント。

一番最初に殺してしまうヴィーガンも、店を襲った集団の一人だと分かった途端に怒りに任せて車で思い切り轢き殺しちゃった程で、その後もそういう「成り行き」が度々起きます。

只、根本的に気弱な男なんですよね、妻ソフィーからもその性格に愛想尽かされて離婚よ!て言われる位ですし。

なので余り積極的に人殺しをしない態度にはイケイケどんどんなソフィーからすれば苛々の連続。

ところがどっこい、殺した後の処理、所謂死体の解体に関してはまるで嫌な顔一つせず、寧ろ本職肉屋だけあって効率良くスピーディにこなしていくんですね~牛豚と人間、肉なら全部一緒かよ(笑)。

普通、人の体を切断する時って躊躇するとか吐き気を催すとかになるだろうに、淡々と四肢切断する姿・表情に可笑しさを隠せない。

だってさあ、いざ殺す!てなった際には「俺には出来ねえ」と妻に泣きつくんだよ?逆だろw

殺しは嫌だが、解体はOKなヴィンセントでしたが、ソフィーが間違って人肉をハムに加工して売った挙句、それが市民に大好評となる。

ソフィー「これは絶品!」

ヴィンセント「俺はいい。カニバリズムなんて出来るかよ!」

ここでも弱気、妻とは丸っきり正反対。

そもそもソフィーは実在した連続殺人鬼マニアなんよね、だからかあれだけヴィーガン殺しに前向きなのかもしれん・・・いや自分の妻だったら怖えわ!引くわ!ドン引きだわ!!

そしてヴィンセントも又意を決して、人肉を口に運ぶ・・・「美味すぎるだろこれ!」。

もうこうなったら吹っ切れるのは当然。

消極性が無くなったヴィンセントは愛しの妻と共に片っ端からヴィーガン共を撃ち殺し、次々と絶品ハムへと変えていくのでした、チャンチャン♪

これ、吹き替えで観た方が寄り展開に没入出来るかと思う、ちゃんとした声優さんを使っていますし(ヴィンセントの声担当は聞き覚えのある方)。

ヴィーガン集団が再び店を訪れソフィーを監禁、夫ヴィンセントが救いに来るクライマックスの見事な返り討ちには爽快感。

夫婦の愛犬は死体のち〇ぽを食って味を占めたのか、ヴィーガンの一人の股間を集中的に襲っていたのが最高、あそこは見逃しちゃいけない。

只この直後、いきなり「逮捕」となっていたのは拍子抜けしちゃったなあ(展開が急すぎて)。

原因がペースメーカーとはいえ、もうちょっとこう、なんていうかえらい呆気ない結末だった訳だが、ラストのソフィーの一言「心残りはウィニー」が意味するものを考えると少しばかりの悲壮感。

劇中の人肉解体シーンは雰囲気全体のコミカルさもあり、そこまでグロくないので安心されたし。

口から出まかせ「イラン豚」=「イラク豚をくれ」「イラン豚です!」とかちょいちょい台詞で笑わされ、タガが外れたヴィンセントとソフィーの後半に入って観れるヴィーガン狩り連続映像は不謹慎だとは思いつつも2人の表情がサイコパス過ぎてにやけっ放し。

ま、何にせよ世界最高峰の肉は「神戸牛」には異議なし。

さあみんなも一緒に・・・Vパワー!!と叫ぶ奴は「神戸ヴィーガン」にして売りさばくぞbyヴィンセント

評価:★★★☆

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カタコンブ~地下墓地の秘密~

2023年06月05日 16時23分01秒 | 洋画ホラー

DEEP FEAR

2022年

フランス/ベルギー

84分

ホラー

劇場未公開

監督:
グレゴリー・ベガン

出演:
ソフィア・ルサーフル
ヴィクトール・ムーテレ
カシム・ミースターズ

<ストーリー>

パリの地下に広がる観光名所である墓地“カタコンブ・ド・パリ”には、足を踏み入れてはいけない禁止区域がある。案内人のラミに誘われ、ソニアたちは禁止区域を探索するが…。

―感想―

スキンヘッド軍団が出てきた時に、薄々とナチ絡みのホラーちゃうんかなと思ってたら、やっぱりナチ関係でした。

たかだか犬一匹に苦戦しまくりだろ、棒かなんかでぶん殴れよ。

え?あれ犬だよね?

第二次世界大戦時から終戦知らずに、ずっと地下に身を潜めていたらしい将校さん。

ほぼ光が無い所で生きていた為か、完全に視力が奪われていたよな、その辺芸が細かい。

つまんないということはなく、終盤はそこそこ盛り上がるし、ナチ将校がずんずん迫ってくる様は気味が悪すぎてゾクゾクさせられる。

只、終わり方がどうにも好かん、視聴者の想像に任せるよりは、けじめをつけた形で終わらせて欲しかった、将校の顔面踏み潰したじゃねえか!て思うもの。

将校は何食って数十年も生きていたのか気になる所、多分スキンヘッド軍団が差し入れしてたのかもしれない(敬礼してたのに容赦なくぶっ殺されていくのはちょっと愉快だったw)。

これにキャッチコピー付けるとしたら「その叫び声は地上には届かない!」だろうな。

うん?なんか似た様な謳い文句が過去にあったような気も・・・するよな~。

評価:★★★

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FALL/フォール

2023年06月04日 17時27分43秒 | 洋画ホラー

FALL

2022年

アメリカ

107分

サスペンス/ホラー/アドベンチャー

劇場公開(2023/02/03)

監督:
スコット・マン

『ファイナル・スコア』
製作:
スコット・マン
脚本:
スコット・マン

出演:
グレイス・キャロライン・カリー・・・ベッキー
ヴァージニア・ガードナー・・・ハンター
メイソン・グッディング・・・ダン
ジェフリー・ディーン・モーガン・・・ジェームズ

<ストーリー>

フリークライミング中の事故で夫を亡くして1年、ベッキーは今も悲しみの中にあった。彼女を立ち直らせようと、親友のハンターは地上600mのTV塔でのクライミング計画を立てるが…。

ようこそ、
地上600mの絶望へ

―感想―

ジェフリー・ディーン・モーガンの贅沢な使い方よの。

たったあれだけの出番なら、別に無名の俳優でもええやんと思っちゃう所だが。

不倫、ダメ、ゼッタイ!

つうことで、超ポジティブ女子VS.超ネガティブ女子、ファイっ!

こういう脱出不可能系映画の何処にホラー要素があるのか、本作はジャンルの一つとしてホラーが足されているが、んなもん最後まで出てこねえだろて観てたら、その最後にありましたわ。

あそこは流石に予想してなかったし、不意を突かれたというか意外な事が起きたので驚きはしたな。

お互いに友情ぶってはいたが、内心怒り心頭だったのかも?しれない、うちの旦那を寝取った女の体を躊躇なく使った辺りに一種の復讐心みたいなのを俺は感じた。

まあそれで救助されたのではあるが、あんな高い所から落とされたら死体の損壊相当なもんだろう。

死体袋に入れられて運ばれる描写はあるが、それを見て同情する描写はない。

これが、直接的には描かれていないが、鑑賞者にはそれとなく悟らせる「友情決壊」の答え、だろうね。

「お前が無事で良かった、さあ帰ろう」

「うん、パパ」

いや、病院には行かんのかいっ。

そのまま帰してしまってええんかいっ。

評価:★★★

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LAMB/ラム

2023年05月26日 18時04分23秒 | 洋画ホラー

LAMB

2021年

アイスランド/スウェーデン/ポーランド

106分

ミステリー/ドラマ/ホラー

R15+

劇場公開(2022/09/23)

監督:
ヴァルディマル・ヨハンソン

製作総指揮:
ノオミ・ラパス

脚本:
ヴァルディマル・ヨハンソン

出演:
ノオミ・ラパス・・・マリア
ヒルミル・スナイル・グドゥナソン・・・イングヴァル
ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン・・・ペートゥル

<ストーリー>

羊飼いの夫婦・イングヴァルとマリアが飼う羊から、羊ではない何かが産まれてくる。子どもを亡くしていたふたりは、“アダ”と名付けたその何かを育てることにするが…。

禁断(タブー)が、
産まれる。

―感想―

なんで普通の羊から人間とのハイブリッドみたいな羊人間が生まれるねん。

まさか、旦那、羊とヤった!?

いやいや、例え羊とヤったとしても、ハイブリッドなんか生まれんだろって思ってたら、あら、ちゃんとしたお父さんが居たのね。

それならば納得ですわ。

・・・納得出来るか!(笑)。

あなた、誰?、と。

今まで何処にいたのか、と。

それ以前に、ヤツが存在するという大きな疑問、急に出てきて実子奪い返し、その姿さっさと消し去ってしまったんだが。

ヤツの事は全部、観客に丸投げなんすね。

確かにあの姿形は抜群なインパクトがあったけど、何の前触れもなく現れた上、説明も一切ないので、俺の脳はちょっとした混乱起こしちゃったわ。

アダちゃんも可愛いのか、不気味なのか、もうわっかんねえなあ。

俺的には夫婦の旦那の弟が登場した事で、それなりに不穏な空気になったから、3人間でアダちゃんを巡っての対立、みたいな話になるのかと予想したのだが、普通にちょい悪オヤジの弟、アダと仲良くなっちゃってるし、つか結果的に兄嫁に手を出そうとして追い出されちゃって、あの弟も一体なんだったのか。

で、なんだよ弟関係ねえのかよ、て所で、ヤツ参上、ですよ。

アダのお母さん殺ったの旦那じゃねえぞ、嫁の方だぞ!て俺は旦那さんに同情しまくりだったなあ、いやはや胸につっかえが残る異常なラストシーンでした。

夫婦間での会話が殆ど無かったのは、やっぱり本当の子供を無くした事からの喪失感、みたいなのが関係してたからなのかねえ。

評価:★★★☆

23/05/26DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-05-10

メーカー: プルーク

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