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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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ホビッツベイ

2024年03月23日 14時51分05秒 | 洋画ホラー

THE TANK

2023年

ニュージーランド

99分

ホラー

劇場公開(2024/02/23)

監督:
スコット・ウォーカー

『フローズン・グラウンド』
脚本:
スコット・ウォーカー

出演:
ルシアン・ブキャナン
マット・ウィーラン
ザラ・ナウスバウム

<ストーリー>

1978年、ジュールズの夫の亡き父がオレゴン州ホビッツベイに土地を遺していたことが判明し、彼女たちはその地を訪れるが…。

―感想―

まともに電気も通ってはいない朽ち果てた家屋、そして重要な場所となるタンク=貯水槽が舞台となっていると嫌な予感しかしない。

しかも観ていると、どうやら怪物は夜でしか活動はしない模様。

ほらやっぱり、映像観辛いやん!

主役となる夫婦はペットショップを経営しているので、動物の生態に詳しい事もあり、怪物の特徴や弱点なんかも分かり始めるてのは良いんだけど、画面暗過ぎなんだよなあ。

なんでその場所に、そんな得体の知れない怪物が居るのか、どうやって誕生したのかを説明しないまま、逃げたり格闘したりする様子だけを映し出している。

殺され要員に過ぎない、不動産屋のおばさんと現地の保安官が血まみれになりながら食い殺される所も何か良く分らん。

只、遺体を発見するのが日中だったので、無惨な姿を夫が発見する場面はそれなりにグロさ的な造形を披露してくれただけでも良しとするべきか。

怪物は爬虫類系の大型だというのは台詞で理解したが、全体像までははっきりとせず。

なんとか見えたのは口をグワーッと開いた時位かな。

で、結局、何匹居たのかもこちらからすれば判断出来ず、家族は全滅させないまま逃げ帰った形となった為、作品としても中途半端。

娘の命を守りたいという一心で夫よりも妻の方が勇敢てのもお決まりパターンだったし、うーんなんだかなあて感じ。

評価:★★☆

24/03/23DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2024-03-20

メーカー: ツイン

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ララバイ 悪霊子守唄

2024年03月20日 15時18分33秒 | 洋画ホラー

LULLABY

2022年

アメリカ/カナダ

89分

ホラー

劇場未公開

監督:
ジョン・R・レオネッティ

『7 WISH / セブン・ウィッシュ』

出演:
ウーナ・チャップリン・・・レイチェル
ラモン・ロドリゲス・・・ジョン
リアーヌ・バラバン・・・ビビアン
キラ・ガロイエン・・・リリス

<ストーリー>

ある日、若き母親であるレイチェルは、母から送られてきた荷物の中に古い子守唄の本を見つける。泣き止まない我が子に思い悩んでいた彼女は、その子守唄を歌うことで寝かしつけに成功するのだった。しかし、喜びもつかの間。その日からレイチェルや夫ジョンの周りに次々と不可解な現象が起こり始め、生活はおぞましい悪夢へと変貌してしまう…。

―感想―

赤ちゃん夜泣きで困ったなあ♪

ララバイ、ララバイ、おやすみよ♪

何故かこの2曲が自然と頭の中で観ている間流れるホラー(笑)。

アダムとイヴが誕生した時、同時にもう一人の女性リリスも存在し、アダムにフラれた彼女は猿と交わった事で異形の子供を次々と産んでしまい、完成された子供を持つアダムとイヴに嫉妬した事によって、それからは人間の赤ちゃんを奪うようになった

そんな経緯を聞いて、俺自身も興味が出てきて割と面白く観れた作品でした。

本作も前日に観た『オンマ/呪縛』と一緒で母と子との愛、絆の深さみたいなのを描いている。

先に主人公夫婦のお姉ちゃん夫婦が赤ちゃんを連れ去られ、てのを冒頭で見せ、後々そのお姉ちゃんが(精神病院に入っている)が貴方達の力になるわよと協力を申し出るが、実はそれ罠だった、という主人公夫婦にとってはハッピーエンドとはならない幕閉じとなります。

まあそういう終わり方も有りなんだろうけど、観ているこっちからするとスッキリとはしないからモヤモヤとした気持ちだけが残るんだよなあ。

鏡の中の異世界へと無理矢理引っ張り込まれた母親が、姉と共に、悪霊と対峙するといった展開はホラーぽくて良かったです。

大抵こういうものは父親だけ蚊帳の外の場合が多いが、本作に限っては結構子供と嫁の為に何か自分に出来る事はないかと奮闘していたのは同性として印象は悪くない。

重要なアイテムとして悪魔の書的な物が登場するが、ラストそれを預かっていた者から奪還して、もう一度我が子を取り戻す計画を練る、そんな風なニュアンスを残してエンドロールに入るけど、そこからどうするのかが気になるっちゅうねん!

な、モヤモヤするだろ?

評価:★★★

24/03/20DVD鑑賞(新作)

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オンマ/呪縛

2024年03月19日 15時42分25秒 | 洋画ホラー

UMMA

2022年

アメリカ

83分

ホラー

劇場未公開

監督:
アイリス・K・シム
製作:
サム・ライミ
製作総指揮:
サンドラ・オー
脚本:
アイリス・K・シム

出演:
サンドラ・オー・・・アマンダ
ファイヴェル・スチュワート・・・クリス
ダーモット・マローニー・・・ダニー
オデイア・ラッシュ・・・リヴァー

<ストーリー>

ある日絶縁していた母親の遺骨が韓国から届き、アマンダは母のようになってしまうのではないかという恐怖におびえるようになる。

―感想―

子離れできない母親VS.早く親離れしたい娘

全く怖くもなんともない作品。

自分が嫌がった事を娘に強いるといった、無意識から生まれた束縛。

そんな中、亡くなったオンマの霊が度々現れ出してからは次第に「あっこのままだと母親とやっている事一緒やん」と考え改めていく。

母の子に対する深い愛、絆といったものが、性格を少し歪めてしまったのかもしれんね。

アメリカの片田舎で暮らす韓国人という設定なので、韓国ならではの伝統とかそういうものも絡んでくる。

九尾の狐も姿を現してましたし。

だが、その国特有の習わしみたいなのを俺自身が理解出来てないから、若干ついていけない部分はあった。

それよりも、過去のトラウマからか電気系統を完全シャットダウンした家なので、夜になるとランタン無ければ真っ暗となるから、恐怖展開になっても何をやっているのか観辛いのなんのって。

題材が題材だけに、韓国人監督が撮ったら全然違う内容になりそうな気もするし、それこそもっと怖さ的なものがじわじわと来る位のホラー映画としての面白さを表現出来るのかもしれない。

結局一番不気味だったのは、黒目のサンドラ・オー。

評価:★★☆

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PIGGY ピギー

2024年03月09日 14時36分24秒 | 洋画ホラー
CERDITA/PIGGY
2022年
スペイン
99分
ホラー/サスペンス/青春
PG12
劇場公開(2023/09/22)
監督:
カルロタ・ペレダ
脚本:
カルロタ・ペレダ
出演:
ラウラ・ガラン・・・サラ
<ストーリー>
スペインの田舎町で暮らすサラは、クラスメートからの執拗ないじめに苦しんでいた。ある日、彼女は謎の男に拉致される血まみれのいじめっ子たちを目撃し…。

最高の夏、じゃない。

殺すか、見殺しか。

―感想―

色んな意味でデブ専必見作。

そりゃね、常日頃から自分の容姿を馬鹿され、いじめられ続けられている傍から異性が優しさを見せてくれたらコロッといくのは当然な訳でして。

だがその異性が、いじめっ子達を痛めつけ、殺そうとしていたら、どうしますか!?てことよ。

俺?俺なら見て見ぬふりだわな(ゲス顔)。

ざまあみろwwて思う方が普通なんだけど、けど!心の片隅では良心の呵責に苛まれるのも確か。

本作の主人公サラは葛藤の末、己の良心に従った、その結果があれ。

これから本作を観るという方は、完全にパニック状態となったサラの姿を温かい目で見守ってあげてください。

でないと、ちょっとイライラするかもしれません(笑)。

にしてもあの殺人鬼は良くサラをお姫様抱っこ出来たよな、相当重いぞ彼女。

殺人鬼がもし真っ当な人間だったなら、サラと結婚して、肉屋を受け継げよて思ったわ、重たいのを持ち運び出来る力はありそうやから、天職だろうに。

序盤に母親がサラに向かって「狩りにいきなさい」と言うシーンがある。

サラはそれが面倒臭いのか、それとも興味ないのか、無言のまま。

俺はサラの態度を観て、狩りそのものが好きではない、お父さんみたく上手く出来ない子なんだな、その程度の認識でこのシーンを受け流していたのだが、実はここすっげえ重要だった。

本当は猟銃の扱いが凄く優秀、言うなればサラにとっての特技だったてのがクライマックスにて分かるのよ。

この伏線の回収は上手い。

要するに狩りが上手いから逆に行っても退屈なだけで、だからお母さんの言葉に耳を貸さなかったんだなと。

てっきりどさくさに紛れて、いじめっ子を撃ち殺し、気持ちがせいせいした、といった終わり方になるのかと思いきや、まさか「あれ」をピンポイントで撃ち抜いてたとはね。

並大抵の腕前ではあれは不可能、人は見かけによらずとはこういうのを言うんだろうなあ。

いじめっ子達は、サラの勇姿を直接その目で見たのだから、もう今後、サラ自身にちょっかいを出す事はないだろう。

どんな過酷な人生を送っていても、正義感は捨てなかった。

サラは自分にとっても、正解といえる選択を果たしたのである!!

ラスト、重量級のサラを乗せて荒野を走るバイクも何処かしら彼女の正義感を称えるかのように嬉しそうな音を出していたのが印象的だった。

サラ役の女優さん、痩せたらそれなり美人になりそうな気もする。

評価:★★★☆

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エクソシスト 信じる者

2024年02月23日 16時07分02秒 | 洋画ホラー

THE EXORCIST: BELIEVER

2023年

アメリカ

111分

ホラー

PG12

劇場公開(2023/12/01)

監督:
デヴィッド・ゴードン・グリーン

『ハロウィン THE END』

製作:
ジェイソン・ブラム

製作総指揮:
デヴィッド・ゴードン・グリーン

原案:
デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本:
デヴィッド・ゴードン・グリーン

出演:
レスリー・オドム・Jr・・・ヴィクター・フィールディング
リディア・ジュエット・・・アンジェラ
オリヴィア・オニール・・・キャサリン
ジェニファー・ネトルズ・・・ミランダ
ノーバート・レオ・バッツ・・・トニー
アン・ダウド・・・アン
エレン・バースティン・・・クリス・マクニール

<ストーリー>

ヴィクターは妻を亡くして以来、一人で娘アンジェラを育てている。ある日アンジェラはキャサリンと森に出かけたきり、行方不明になるが、数日後に発見される。しかし、その日から彼女たちの様子がおかしくなり…。

比類なき恐怖が目覚める。

悪魔の嘲笑(わらい)が響き始める――

―感想―

1973年の『エクソシスト』、これの正統な続編として製作された作品で、なんでも3部作になるとかなんとかを聞いたような記憶が。

しかし思ったよりも本作の評判宜しくなかったようで、3部作の企画が頓挫したてのも何処かで見たような記憶が。

言うても初代『エクソシスト』はオカルト界の重鎮、大傑作ですからねえ。

それの続編となると自ずとハードルも上がる訳で、観客も初代を意識して観る事にもなるから、両者比べちゃうとそりゃあやっぱり見劣りしちゃうのは仕方がないか。

大傑作の続編を今になって作るという製作サイドの意欲は買うが、匹敵する程の怖さ、面白さになっているかと言うと、私自身もちょっと首をかしげてしまう。

只、決して目も当てられない程の酷さにはなっておらず、悪魔に取り憑かれた2人の少女の演技力は凄まじかったし、首がぐるんっと回転する初代をリスペクトしたと思われる演出が観れたのは嬉しい。

儀式に参加するのを躊躇っていた神父が満を持して、どーん!と(文字通り効果音もドーンだったw)登場した時は、参加者の視線同様私も最強の助っ人キター!!とワクワクさせられたもんだ。

が!速攻退場しちゃったのには啞然としちゃったし、多くの鑑賞者が絶望も感じたんとちゃうかな(しかも神父の殺され方がエグイ)。

こんな状況で、どうやって解決するのかに一点集中してしまうが、親の懇願とは裏腹に、そういう結果になるのか!と、その辺の驚き、悲しみは強く感じさせれましたね。

正統な続編なだけあって、『エクソシスト』にまつわる台詞も出てくるし、何より主要キャストだったリーガンとその母親が本作にも出演しているてのは魅力。

本編での母と子としての関係同様に実生活でも『エクソシスト』共演以降、疎遠状態でもあった母役エレン・バースティンと少女リーガン役リンダ・ブレアがラストの目玉として再会を果たします。

実はこのシーン、監督の粋な計らいでエレン・バースティンだけではなくスタッフの多くにもリンダ・ブレアがセットの病室に訪れる事は伏せられてた様で、だからあの2人の嬉し涙から繋がる抱擁は演技ではなくリアル!

監督としてはしてやったりで、演技以上のものが引き出せたし、撮影の場に居た皆が「本当」の再会に胸を打たれたそうですよ。

まさか本編の結末ではなく、特典にあった「舞台裏映像」で私までもが感動させられるとは思わなかった(笑)。

評価:★★★☆

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レンタル開始日: 2024-02-21

メーカー: NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

関連作:

『エクソシスト(1973)』

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