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銀幕大帝α

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SNIPER/スナイパー キング&クイーン

2023年07月29日 16時47分59秒 | 亜細亜アクション
THE SNIPER/狙撃之王
2021年
中国
99分
アクション
劇場未公開
監督:
フォ・スイチアン
出演:
マック・ヘンリー・・・ジン・タイ
ウー・ジンファン・・・シャオ・メイ
マイケル・トン・・・ジン・ミン
シュー・トントン・・・リ・シャンジ
チェン・タオ・・・アーラン
<ストーリー>
精鋭特殊部隊の狙撃手、ジン・ミン。犯罪組織トップの暗殺作戦を遂行中に、彼は臓器売買のため収容されていたジン・タイとシャオ・メイを命令外の行動で救出するが、肝心の暗殺に失敗する。
―感想―
そうやった、シュー・トントンさん目当てで借りたんやった。
中盤に差し掛かるまで全く出てこないから、その事忘れてましたわ。
DVDジャケットには、あたかも主役級みたいな扱いで写ってますが、ほぼ脇役、しかも普通のおばさん。
何故ジャケットでは彼女にライフル持たせているのか謎過ぎる(笑)。
 
凄腕の元同僚同士による因縁のスナイパー対決といった趣旨。
しかし善人側然り悪側もそうだけど、絵に描いた様な落ちぶれっぷりやね。
なんで人ってのは酒に溺れてしまうんだろ。
大体の映画で、そういう描き方をするよなあ。
で、正義感を取り戻し元の姿に戻り、再びカッコ良くなるてのがセオリー。
 
結構展開としても面白いやん、て思いながら観てました。
頭の上に置いたリンゴを先に撃つというシーンを、終盤の対決場面で再現してみせたり、中盤以前に起こった出来事を上手く後に活用している点が良い。
スナイパーに取っては痛手とも邪魔ともなる、光の反射を利用するとか、煙幕を放って視界を遮るとか、そういったアクションとしての面白味のあるアイデアを注ぎ込んでいる所も好印象。
只、撃ち合いしているだけ、てのが全く無く、何かしらの光る演出をプラスさせていましたから。
至近距離での銃戦なんてガンカタみたいで視覚的空間が楽しく、上手い事考えて作っているなと感心。
結局目当てだったシュー・トントンさんはおまけみたいな存在だったが、思ってた以上に満足する内容でした。
監督はこれも未公開作でありながらも斬新な設定とアクションが見物だった『ブラインド・ウォー 盲目の戦士」を撮った人、通りで未公開作とは思えない出来だった訳だ。
悪女を魅力的に描く監督さんでもありますな。
 
評価:★★★☆
23/07/29DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-07-05
メーカー: アット エンタテインメント
 

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RRR

2023年07月09日 18時05分00秒 | 亜細亜アクション

RRR

2022年

インド

179分

アクション/アドベンチャー

劇場公開(2022/10/21)

監督:
S・S・ラージャマウリ

『バーフバリ 王の凱旋』

脚本:
S・S・ラージャマウリ

出演:
N・T・ラーマ・ラオ・Jr・・・コムラム・ビーム
ラーム・チャラン・・・ラーマ・ラージュ
アジャイ・デーヴガン・・・ヴェンカタ
アーリヤー・バット・・・シータ
レイ・スティーヴンソン・・・スコット
アリソン・ドゥーディ・・・キャサリン

<ストーリー>

1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた少女を救おうとするビーム。大義のため、英国政府の警察官となったラーマ。熱い思いを胸に秘めたふたりは、親友となるが…。

―感想―

構え 狙え 撃て!

おいおいどないなっとんねん、気付いたら映画終わってたぞ。

3時間?体感90分程度にしか思えなかった、それ位この世界観にどっぷりと浸ってたんだろうなあ。

裏切り、葛藤、友情。

これらを壮大に盛り込みスケール感たっぷりに描いた本作、映画としての完成度を考えるとパーペキ(パーフェクト完璧)じゃないですかね。

おいら的には何処にも不満というものが無かった、寧ろ「面白過ぎだろこれ!」と観終えた後、声に出して賛辞を送ったがな。

見所盛り沢山、とういうか見所しかない作品。

ビームを表現するのが水。

ラーマを表現するのが火。

それを映像としてダイナミックに描いた2人の激突シーンが素晴らしい。

なんかもう言葉に言い表せない位にカッコ良過ぎて鳥肌立ってしまった。

ここと、再び2人に友情が芽生えて、肩車で敵陣を突破する場面が演出として最高過ぎる。

ようあんなアイデア出てくるよね、てのとそれをちゃんと実現しちゃう2人に感心飛び越えて感動すら覚える。

肩車したまま戦う事自体が見た事の無いものなのに、それを絶妙にバランスを保ちつつ飛んだり跳ねたりするものだから、こいつら人間じゃねえよw

インド映画と聞けば、歌と踊り。

自分のそれらに対したイメージとしては、前後シーンに無関係で急に始まる、しかも長いてものだが、本作ではきちんと前にも後にも話として繋がっているんですよ。

だから、なんで急に歌い出すねん!踊り出すねん!!てのが無く、違和感を抱かせないままスムーズに突入するので、その美声と華麗なダンスには素直に楽しめちゃった。

派手・ど派手・力強い見せ場アクションの、ここぞ!となる所でスローモーションの演出を施すのは好感度高い。

それがあっての「うぉ!すげえ」ですからね、観客の気分を高揚させるという意味でも、インド映画のスローモーションの使い方は神掛かっていると思うわ。

他にも色々と書きたい事もあるが、長文になっちゃうしキリがないので、もうあれだ、『バーフバリ』シリーズにハマった映画ファンなら一目散に借りに行くべし。

インド映画を観た事が無い映画ファンにも強く推薦、物語をスピーディに運ぶ中で随所に魅せる圧巻のアクション、壮大なスケールに度肝抜かれるゾ!

今作のインド美人図鑑

警察官となる為に村へと残してきたラーマの恋人シータ。

を演じた女優さんが俺的に一番好みだった。

そもそもラーマを演じた髭俳優さんがめっちゃハンサムなんよ。

なので美男美女のお似合いカップルさんやね。

評価:★★★★★

23/07/09DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日: 2023-07-05

メーカー: ツイン

オフィシャル・サイト

 

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暗殺

2023年06月27日 16時28分56秒 | 亜細亜アクション
唐門:美人江湖/THE TANGS' CREED
2022年
中国
89分
アクション/サスペンス
劇場公開(2023/02/03)
監督:
ルオ・リー
出演:
ワン・ユンファン
ワン・ジアリ
ジウ・コン
ジーナ・ホー
キミー・トン
クララ・リー
<ストーリー>
暗殺一族の唐門は、秘宝に予知された悪人の名前を名簿に載せ、彼らが悪事を働く前に殺害して平和を守ってきた。だがある日、唐門の一員である唐無煙が次の標的となってしまい…。
―感想―
中国アクションとしては特別良くないが、別段悪くもない仕上がり。
パケの美女軍団に釣られて借りてしまったけど、観ててもそんなに俺の好み!て娘は居なかったなあ。
強いて言えば、主役の女優さんが出ずっぱりというのあってか、観ている内に少し可愛く思えたくらい。
彼女が師姐と戦った際、ずっと劣勢だったのに、最後の一太刀で勝った時には「なんでやねんw」とツッコンでしまった。
割と真面目に作られた映画なのかなと観る前は思っていたけど、意外とコミカルな演出が多かった。
それが却って観易い内容にはなっていたような気もする。
流石にクライマックスは真剣に演出されていたものの、中国アクションお得意の華麗さと美しさ、そして無駄に派手さも手伝って観る楽しさは味わえた感じ。
まあ未体験ゾーンの1本として劇場公開された作品だと思えば、こんなもんとちゃう?といった可もなく不可もなしな印象。
男は爺になってもスケベ心丸出し。
ちょっとしたお色気シーンは男性向けの監督からのサービスか(笑)。
 
中国映画の時代劇ものって、変に漢字を使った台詞が多い為に、字幕読んでいても理解するのに時間が掛かるのが難。
 
評価:★★☆
23/06/27DVD鑑賞(準新作)
レンタル開始日: 2023-04-05
メーカー: アドニスSQ(アメイジングD.C.)
 

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Miss.アサシン

2023年06月26日 15時58分59秒 | 亜細亜アクション

MY DEAR BODYGUARD

2022年

中国

83分

アクション

劇場未公開

監督:
グアイ・ジー

出演:
シュー・トントン
テレンス・イン
チェン・リン
ホァン・シュカイ
イェ・リアンカイ

<ストーリー>

ボディガード・ハンビンは、ある研究者とその家族の警護に失敗。研究者は殺され、家族の消息は不明、研究中のバイオテクノロジー薬を何者かに奪われてしまう。

―感想―

シュー・トントン目当てで借りたのに主役はおっさんの方やないかい。

邦題のアサシンに期待したらダメ。

飲み物にこっそり毒物を入れる、プールに毒蛇を放つとかそういうせこいものばかりなので。

そもそもこの世界観はどうなっとるのか。

序盤、少女を護衛するシーンは「戦争で崩壊」どうたらこうたら言ってたから近未来の話かと思っていたんだが、現実的な雰囲気に戻るので、良く分らんなと。

車内の映像は、ハイテクなこのご時世に、背景とのはめ込み合成ときたもんだ(予算が無いのがまるわかり)。

で、次は歌姫?みたいな女性を護衛する事になる。

その女優さんが中々の美人。

が、何故か吹き替えだと頭弱そうな人間みたいな声で違和感ありまくり。

声優の人選ミスでしょ絶対。

冒頭で護衛していた少女が大人になった姿がシュー・トントンさんだったとか、主役のおっさんの重い病がラストで意外な形として役立つとか、まあそこそこストーリーに筋は通っている。

でもシュー・トントンさんが出ているとなるとアクションに期待するのは当然。

しかしどの(アクション)シーンも手抜きしまくりやんって程に白熱さ皆無。

殴る、蹴るの部分は(役者に当たらない様)空を切っているのに、あくまでも殴られた、蹴られたの体で相手が倒れるという腑抜けた映像になっている。

せめて最低でも寸止め演技くらいはしてくれよ。

シュー・トントンさんも殆どアクションしてなかったなあ、オープニングシーンだけだよねえ実質。

車椅子の敵の親玉が実は立てるんですwwつって主人公と対峙するまでは良いものの、止めは部下が集団でタコ殴り。

アクション女優にアクションさせない無駄使いといい、視聴者を楽しませる気がねえだろ、この監督。

評価:★☆

23/06/26DVD鑑賞(準新作)

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レンタル開始日: 2023-04-21

メーカー: アット エンタテインメント

 

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ブラインド・ウォー 盲目の戦士

2023年06月21日 16時03分02秒 | 亜細亜アクション
盲戰/BLIND WAR
2022年
中国
107分
アクション
劇場未公開
監督:
フォ・スイチアン
出演:
アンディ・オン
ヤン・シン
ワン・ハンヤン
チー・シェンハン
タオ・タオ
チャン・ヤーチー
<ストーリー>
警察の特殊部隊に所属するドン・グーは、任務中に犯人を制圧した代償に視力を失い、警察を首になる。愛する娘を心の支えに生きるドン・グーだったが、娘が何者かに拉致されてしまい…。
―感想―
盲目なのに鋭い聴覚だけを頼りに敵と格闘する主人公がかっけえ!と書こうと思ったけど、夫の敵討ちに燃えるサイコねえちゃんの方がイカレ過ぎていてキャラクターとしては魅力的だった。
ま、主人公は盲目という設定だけであって、実際のアクションは全部「見えている」中であそこまで動けるのだろうけど、てそれ言っちゃいけねえ(笑)。
 
おい、オープニングからしていきなり佳境じゃねえか!て言いたくなる位のど派手さに面白さを抱いたが、それ以上に面白かったのは主人公と彼の命を狙う前述のサイコねえちゃんが素性を隠してタッグを組み、主人公の娘を誘拐した悪徳組織へと乱入するという、まさかの流れ。
サイコねえちゃん自身もその悪徳組織に恨みつらみがあるから、この戦闘に長けた2人が手を組むというのは、優勢に立つという意味でもお互いにとってはWin-Winの関係にはなるからね、別に流れ的にはおかしくはねえんだな。
 
それにしてもかつての仲間すらも躊躇なく撃ち殺してしまうサイコねえちゃんの血も涙もない非情ぷりが最高過ぎた。
又、銃の扱いにも慣れている様で、大人数相手に華麗な避けを駆使しつつ、片っ端からショットガン等で葬り去るそのお姿に、おいらは惚れ惚れだよ。
お顔も、それなりに美人でしたしね。
こういう冷徹な女は観ていて妙にドキドキするし、ムラムラもしてくる。
もし体の関係になったら、どういう喘ぎ声をするのか、物凄く激しい腰使いをしてくるのか、それとも逆に受け一方でヒーヒー叫んでいるのか、想像と妄想が止まらんww
 
コホン、失礼しました。
敵側の金剛という大男の、主人公の聴覚を封じる戦いっぷり、あれは良かった、敵ながらアッパレて感じで。
ボスは側近が居ないと何も出来ないクソ弱でしたが。
 
結局、サイコねえちゃんがほぼザコや四天王みたいな奴らを殺してたような気もしないでもないが、映画としては期待以上に楽しめた1本でした。
エンドロールでの撮影風景にて明らかになるのだが、スタントマンを使わずに自分自身で全てのアクションを主人公の俳優さんはやってのけてたみたいで、正に体当たりな中国アクションでしたなあ。
 
評価:★★★☆
23/06/21DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-03-24
メーカー: アルバトロス
 

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