
フォ・スイチアン
マック・ヘンリー・・・ジン・タイ
ウー・ジンファン・・・シャオ・メイ
マイケル・トン・・・ジン・ミン
シュー・トントン・・・リ・シャンジ
チェン・タオ・・・アーラン




RRR
2022年
インド
179分
アクション/アドベンチャー
劇場公開(2022/10/21)
監督:
S・S・ラージャマウリ
脚本:
S・S・ラージャマウリ
出演:
N・T・ラーマ・ラオ・Jr・・・コムラム・ビーム
ラーム・チャラン・・・ラーマ・ラージュ
アジャイ・デーヴガン・・・ヴェンカタ
アーリヤー・バット・・・シータ
レイ・スティーヴンソン・・・スコット
アリソン・ドゥーディ・・・キャサリン
<ストーリー>
1920年、英国植民地時代のインド。英国軍にさらわれた少女を救おうとするビーム。大義のため、英国政府の警察官となったラーマ。熱い思いを胸に秘めたふたりは、親友となるが…。
―感想―
構え 狙え 撃て!
おいおいどないなっとんねん、気付いたら映画終わってたぞ。
3時間?体感90分程度にしか思えなかった、それ位この世界観にどっぷりと浸ってたんだろうなあ。
裏切り、葛藤、友情。
これらを壮大に盛り込みスケール感たっぷりに描いた本作、映画としての完成度を考えるとパーペキ(パーフェクト完璧)じゃないですかね。
おいら的には何処にも不満というものが無かった、寧ろ「面白過ぎだろこれ!」と観終えた後、声に出して賛辞を送ったがな。
見所盛り沢山、とういうか見所しかない作品。
ビームを表現するのが水。
ラーマを表現するのが火。
それを映像としてダイナミックに描いた2人の激突シーンが素晴らしい。
なんかもう言葉に言い表せない位にカッコ良過ぎて鳥肌立ってしまった。
ここと、再び2人に友情が芽生えて、肩車で敵陣を突破する場面が演出として最高過ぎる。
ようあんなアイデア出てくるよね、てのとそれをちゃんと実現しちゃう2人に感心飛び越えて感動すら覚える。
肩車したまま戦う事自体が見た事の無いものなのに、それを絶妙にバランスを保ちつつ飛んだり跳ねたりするものだから、こいつら人間じゃねえよw
インド映画と聞けば、歌と踊り。
自分のそれらに対したイメージとしては、前後シーンに無関係で急に始まる、しかも長いてものだが、本作ではきちんと前にも後にも話として繋がっているんですよ。
だから、なんで急に歌い出すねん!踊り出すねん!!てのが無く、違和感を抱かせないままスムーズに突入するので、その美声と華麗なダンスには素直に楽しめちゃった。
派手・ど派手・力強い見せ場アクションの、ここぞ!となる所でスローモーションの演出を施すのは好感度高い。
それがあっての「うぉ!すげえ」ですからね、観客の気分を高揚させるという意味でも、インド映画のスローモーションの使い方は神掛かっていると思うわ。
他にも色々と書きたい事もあるが、長文になっちゃうしキリがないので、もうあれだ、『バーフバリ』シリーズにハマった映画ファンなら一目散に借りに行くべし。
インド映画を観た事が無い映画ファンにも強く推薦、物語をスピーディに運ぶ中で随所に魅せる圧巻のアクション、壮大なスケールに度肝抜かれるゾ!
今作のインド美人図鑑
警察官となる為に村へと残してきたラーマの恋人シータ。
を演じた女優さんが俺的に一番好みだった。
そもそもラーマを演じた髭俳優さんがめっちゃハンサムなんよ。
なので美男美女のお似合いカップルさんやね。
評価:★★★★★
23/07/09DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-07-05
メーカー: ツイン
MY DEAR BODYGUARD
2022年
中国
83分
アクション
劇場未公開
監督:
グアイ・ジー
出演:
シュー・トントン
テレンス・イン
チェン・リン
ホァン・シュカイ
イェ・リアンカイ
<ストーリー>
ボディガード・ハンビンは、ある研究者とその家族の警護に失敗。研究者は殺され、家族の消息は不明、研究中のバイオテクノロジー薬を何者かに奪われてしまう。
―感想―
シュー・トントン目当てで借りたのに主役はおっさんの方やないかい。
邦題のアサシンに期待したらダメ。
飲み物にこっそり毒物を入れる、プールに毒蛇を放つとかそういうせこいものばかりなので。
そもそもこの世界観はどうなっとるのか。
序盤、少女を護衛するシーンは「戦争で崩壊」どうたらこうたら言ってたから近未来の話かと思っていたんだが、現実的な雰囲気に戻るので、良く分らんなと。
車内の映像は、ハイテクなこのご時世に、背景とのはめ込み合成ときたもんだ(予算が無いのがまるわかり)。
で、次は歌姫?みたいな女性を護衛する事になる。
その女優さんが中々の美人。
が、何故か吹き替えだと頭弱そうな人間みたいな声で違和感ありまくり。
声優の人選ミスでしょ絶対。
冒頭で護衛していた少女が大人になった姿がシュー・トントンさんだったとか、主役のおっさんの重い病がラストで意外な形として役立つとか、まあそこそこストーリーに筋は通っている。
でもシュー・トントンさんが出ているとなるとアクションに期待するのは当然。
しかしどの(アクション)シーンも手抜きしまくりやんって程に白熱さ皆無。
殴る、蹴るの部分は(役者に当たらない様)空を切っているのに、あくまでも殴られた、蹴られたの体で相手が倒れるという腑抜けた映像になっている。
せめて最低でも寸止め演技くらいはしてくれよ。
シュー・トントンさんも殆どアクションしてなかったなあ、オープニングシーンだけだよねえ実質。
車椅子の敵の親玉が実は立てるんですwwつって主人公と対峙するまでは良いものの、止めは部下が集団でタコ殴り。
アクション女優にアクションさせない無駄使いといい、視聴者を楽しませる気がねえだろ、この監督。
評価:★☆
23/06/26DVD鑑賞(準新作)
レンタル開始日: 2023-04-21
メーカー: アット エンタテインメント