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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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バグズ・パニック!

2010年04月12日 20時11分03秒 | 洋画その他(ドキュメetc.)
Killer Bee/08年/独/92分/劇場未公開
監督:ミヒャエル・カレン
出演:ヤニン・ラインハルト、シュテファン・ルカ、ロルフ・カニエス

<ストーリー>
リゾートアイランド・マジョルカ島で、“悪魔の蜂”と呼ばれる品種を遺伝子操作した新種の蜂が増殖。蜂に襲われ瀕死状態にある父を救うため、カーラは解毒剤を手に蜂の巣窟を目指すが…。
<感想>
で、こちらは“ビッグ”が付かない昆虫パニック映画。
当然大きい昆虫は出てきません。
それに真面目なパニックものです。
コメディ要素は殆どなく、アクションと思えるものも皆無です。

改良された猛毒蜂に刺され危篤状態となった父を救う為に、数年ぶりに親と再会した娘が、タクシーのイケ面運ちゃんと共に、血清薬を捜しながら恋に潜入にと大ハッスル!

と、自称元蜂学者の運ちゃんとの恋の行方も気にしつつ、はりきり娘の行動活発な姿をテンポ良く描いています。

特筆するような見所は余り無いですが、蜂の大群が人を襲い全身を真っ黒に覆い尽くす場面は、B級ものに有りがちな安っぽさも無く、中々の出来栄え。

只、襲われた後の人の姿とかを描いていないので、どれだけ物凄い危険な蜂なのかが今一つ伝わってこないのが残念。

不法侵入で逮捕された2人が、女のやり方と男のやり方で脱走しようとする所は笑えます。
それにここでの運ちゃんの行動が、後の恋の成就へと繋がる決定打と思うと、一番重要な場面なのかもしれませんね。

息の合ったコンビと言う感じで、何とも微笑ましい映画になっています。

評価:★★☆
10/04/11DVD鑑賞
昆虫パニック DVD旧作
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT

2010年02月14日 12時46分52秒 | 洋画その他(ドキュメetc.)
THIS IS IT/09年/米/111分/音楽ドキュメンタリー/劇場公開
監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン

<ストーリー>
2009年6月の死の数日前まで行われていたロンドン・コンサートに向けたリハーサル風景。
<感想>
特別マイコーに深い想いがある訳じゃない。
けど幼少期にMTVJで観た「バッド」「スリラー」の当時では斬新だった映像クリップに興奮させられた事は確か。

マイコー楽曲の中では「ブラック・オア・ホワイト」が一番好き。
ミュージック・クリップも繰り返し観たし、CDシングルも買った程大好きな曲。
ギターフレーズが最高にカッコいいんだわw

度重なる整形や数多くの奇行で、死に逝く前は音楽以外の事で話題を独占していたマイコーだが、このリハーサル映像を観ると、彼の音楽に対する姿勢には感服させられます。
一見、完璧主義者のように映るが、全てはライブを楽しみに待つ観客が、最高に楽しんで貰えるように計らった彼自身の気持ちの表れ。

リハーサルにも妥協を許さない所は流石キング・オブ・ポップ!!

実現していたらさぞや伝説的なライブになっていたであろう、セットや出し物の豪華さ、バックスクリーンに映る映像完成度の高さには唸らされます。

誰にも真似できない神がかり的なマイコーダンスの数々をリハにも関わらず惜しみなく披露し、それを直接目の当たりにして歓喜の声を上げるバックダンサー達。

コンサート関係者が一つに纏まり、兄弟になった瞬間だが、中心人物は地球環境という課題を我々に叩き残したまま、決して人々の記憶から消え去る事の無い伝説者へと導かれていってしまった。
これはGodOfPopマイコーが人類に与えた試練、彼が最も願った世界平和という名の利他主義。

本作品を観た者は果たしてその想いを感じ取り、引き継ぐ事が出来るのだろうか。

キング・オブ・ポップ・・・永遠に。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
10/02/13DVD購入&鑑賞(新作)
マイケル・ジャクソン THIS IS IT マイケル・ジャクソン ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 
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レンタル開始日:2010-09-22
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ヤング@ハート

2009年06月02日 00時15分32秒 | 洋画その他(ドキュメetc.)
YOUNG@HEART/07年/英/108分/劇場公開
監督:スティーヴン・ウォーカー
出演:YOUNG@HEARTのメンバーの皆さん

<ストーリー>
ロックやパンクのナンバーを歌う、平均年齢80歳のコーラス隊「ヤング@ハート」。米マサチューセッツで結成された彼らの、年一回のコンサートを控えた6週間を、さまざまなドラマとともにつづった驚きと感動のドキュメ。
<感想>
恥ずかしながら、ドキュメンタリー映画って観た記憶がないんですよ。
クラシック映画と、このドキュメンタリー映画って自分の中では苦手分野なんですよね~。
でも、多くの方がこの作品を取り上げ絶賛してらっしゃったので、冒険してみました。

観て良かった~。

とても笑って泣ける作品でした。

仲間の復帰、そして良き友人たちの死。
たった6週間という短い時間の中で多くの喜びと悲しみを味わいながらも、高齢者のソンガーたちが団結していく。

指揮者の厳しい指導にも泣きごと一つ言わず、時にはジョークも飛ばしながらも、難しい新曲にチャレンジし、一人がつまずき皆が悪戦苦闘しながらも笑顔を絶やさずお互いを支え合いながら完成し、コンサートを無事成功させていく姿に感動せずにはいられませんでした。

何処からそんな大きな声や美しい声が出てくるのか?
もうビックリ通り越しちゃいましたね。
30過ぎの私よりも、皆さん元気なんだもん。
歌う事で生きる事に活力を見出しているようですけど、それにしてもパワーみなぎったメンバーたちの楽しそうな表情には驚きと勇気と頑張ろう精神をがっちり頂きました。

曲の中では個人的に想いれがあるコールドプレイの「Fix you」が最高でした。
本来なら2人で歌うはずのこの曲、パートナーの男性が本番前に急死したことにより、ソロで歌う事になったフレッドお爺さん。
彼がコンサートで椅子に座り、友人の為に熱く太く優しく歌い上げる姿には感涙!
この場面で泣けない人は心病んでますよ、いやマジで冗談抜きで。

実際多くの海外を遠征しているみたいですけど、日本に来られたら是非観たいなぁ。
で、そのコンサート観て、彼らのエネルギーを貰って明日を生きる為のパワーを生み出したい。

私もこれからの人生なんてどう転ぶか分からないし、何時死ぬかなんて神様しか知らない。
この作品を観たら、もっと明るく楽しく一日、一日を生きなきゃ!って凄く思いましたよ。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★★
09/06/01DVD鑑賞
音楽ドキュメンタリー DVD新作
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