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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で17周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

ホテルレイク

2021年10月25日 16時02分26秒 | 韓国ホラー
HOTEL LAKE
2018年
韓国
101分
ホラー
劇場公開(2021/08/13)



監督:
ユン・ウンギョン
脚本:
ユン・ウンギョン
出演:
イ・セヨンユミ



<ストーリー>
仕事の都合で、叔母の経営するホテルに幼い妹を預けることになったユミ。しかし、そのホテルには「絶対に上を見上げてはいけない」「絶対に一人で歩き回わってはいけない」「絶対に405号室に入ってはいけない」という、奇妙なルールがあった。ホテルを訪れたユミは、すぐに違和感を抱く。そのホテルには、人を狂わせてしまう“何か”があった。

―感想―

関心も無く、邪魔者扱いにしていた幼い妹だが、一通りの恐怖を味わった事で、姉として一緒に暮らす決意を持つ、そのクライマックスシーンに少なからず感動は覚える。

唐突に出てきて主人公に協力を申し出る眼帯をした男子高校生。
最後まで手助けするのかと思ったら、直ぐに引っ込んでしまった。
存在が謎過ぎる。

そこそこ面白い話なんだけど、もう少し構成をきちんと纏めて、恐怖演出にも寄り力を入れていたら、もっと面白くなっただろうなと感じる作品。
サイコパスなおばさんの像は『シャイニング』を彷彿させるし、キャラ設定とかその辺は悪くないんだけどね~。

序盤で女性の首がボロッと落ちる場面、あれは体がビクッとなったわ。
ああいうのをもっと展開に入れて欲しかったかも。

評価:★★☆
21/10/25DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-10-20
メーカー:カルチュア・パブリッシャーズ

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ヨコクソン/女哭声

2021年10月24日 21時40分15秒 | 韓国ホラー
THE WRATH
2018年
韓国
94分
ホラー
PG-12
劇場公開(2021/08/06)



監督:
ユ・ヨンソン
脚本:
ユ・ヨンソン
出演:
ソ・ヨンヒシン氏夫人
ソン・ナウンオク・ブン



<ストーリー>
原因不明の奇異な死が続く不気味な古い邸宅に、ふとしたきっかけで足を踏み入れることとなったオク・ブン。邸宅に暮らす、ある秘密を抱えたシン氏夫人に迎えられた彼女は、夫人から、その家にいる間は絶対に守らなければならない規則を教えられる。必ずそれらを守るようにと念押しされたオク・ブンだったが、その規則を破ってしまったことで、想像を超える恐ろしい事態に直面する。

―感想―

過去に『哭声/コクソン』という韓国映画があったが、これはそういう雰囲気を持つ内容かな?と思って観たのだが、強ちその予想に間違いは無かった。
違う意味で(笑)。

『哭声/コクソン』では祈禱師が大量ゲロ噴射するシーンがあったが、本作も悪霊に取り憑かれた者が口から噴射しまくる。
同じく大量に。

それがやたらと出てくるので、自然とその印象しか残らねえんだなあ。

只、気持ち悪いゲロではなく、どす黒い血、みたいなのを噴射するので、ゲロ嫌いな俺でも耐えれた。

なんでも本作はリメイクだそうで、オリジナルの方は知らないというかオリジナルがあるのを初めて知ったのだが、オリジナルの方でもこういう噴射シーンが盛り沢山だったのかね。

ヒロインを演じた子は韓国アイドルだそうです、だから割と可愛い顔してたのか。

オープニングで何かを解体して臓物を、という気色の悪い描写があり、所々で唐突に口から大量噴射、がある位。
怖さとかは無いです。
題材は良いので、もっと不気味な空気出せそうだし、出せれたらおどろおどろしい雰囲気が作れて怖さも生まれてた様に思うのだけど、監督にその能力が無かったみたいで。

女が怨念抱いて死ぬと、とんでもねえ事が起きる。
この辺も有りがちな設定ではあるけれど、それでも女の恨み程、恐ろしいというか後を引くものはないよなあと思わされた次第でありやす。

何にせよ、家の主とその継母が最低のクズてのがひしひしと伝わってきて、その点に関してだけは胸糞最低だった。

評価:★★☆
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新感染半島 ファイナル・ステージ

2021年05月05日 16時36分59秒 | 韓国ホラー
PENINSULA
2020年
韓国
116分
ホラー/アクション/SF
劇場公開(2021/01/01)



監督:
ヨン・サンホ
『ソウル・ステーション/パンデミック』
脚本:
ヨン・サンホ
出演:
カン・ドンウォンジョンソク
イ・ジョンヒョンミンジョン
イ・レジュニ
クォン・ヘヒョキム
キム・ミンジェファン軍曹
ク・ギョファンソ大尉
キム・ドユンチョルミン
イ・イェウォンユジン



<ストーリー>
感染爆発が半島を崩壊させてから4年後、家族を守れなかった元軍人・ジョンソクは、亡命先の香港で廃人のような暮らしを送っていた。そんな彼の下に、半島に戻るある仕事が舞い込む。

あれから4年――。かつての祖国は、別世界となっていた。

―感想―

少しでも心当たりがある人ならグサッとくる言葉だな。


ハイライトシーンとクライマックスシーンが胸アツ。
あのカーチェイスはかなり既視感のあるものだけど、面白いものを取り入れて、それを更に面白くさせているんだから全く問題ない。
ヒャッハー!の世界観にゾンビを絡ませるという、既にあるものに既にあるものを足す、そして映像をど派手に膨らませるアイデアは人によってはパクリと思うかもしれないが、俺は全然有り。
それがショボいものになってたら俺だって流石に腹が立つが、無茶苦茶興奮させられたのだから、ぐうの音も出ねえ。

地獄と呼ばれる場所でも住めば都。
生き抜くための戦い方や家族を思いやる気持ち、助けを求める赤の他人に手を差し出す優しさ。
心動かされる場面が非常に多い本作、傑作と呼ばれる作品の続編としては申し分のない完成度だろう。

娘っ子のウルトラドライビングテクニックには驚かされっ放しだったなあ。
車のライトの使い方なんか神掛かってるぞ、あれ。

評価:★★★★
21/05/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2021-04-28
メーカー:ギャガ

関連作:
『新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)』(第1作)
『新感染半島 ファイナル・ステージ(2020)』(第2作)

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クローゼット

2021年04月12日 20時54分55秒 | 韓国ホラー
THE CLOSET
2020年
韓国
98分
ホラー/ミステリー
PG12
劇場公開(2020/12/18)



監督:
キム・グァンビン
脚本:
キム・グァンビン
出演:
ハ・ジョンウサンウォン
キム・ナムギルギョンフン
ホ・ユルイナ



<ストーリー>
事故で妻を亡くしたサンウォンは、心を閉ざした娘・イナのため郊外に引っ越す。イナは徐々に明るさを取り戻していくが、ある日忽然と姿を消してしまう。

クローゼットの扉が開き、
娘が姿を消した――


―感想―

ハ・ジョンウて、ぱっと見、ぱっと見ね、あの『ウォーキング・デッド』にも出演していたグレンに似てるなて思った。
で、その娘役の子は韓国版芦田愛菜て感じ。

前情報入れずに借りたので、てっきりサスペンスものなのかと予測して観始めたら、ガッツリとホラー。
親(父親)の身勝手で殺された少女が悪霊となり、同じ環境で育てられている子供達を異世界へと連れ込むといったあらすじで、主人公の娘もその父親から邪魔扱いされているのを気にしているのを餌に悪霊がクローゼット内(異世界)へと強引に連れて行ってしまう。
因みに何故、皆が引きずり込まれるのがクローゼットなのか、それを説明すると、悪霊の少女が殺された場所がクローゼット内だからです。

人間時はありきたりな顔している少女も悪霊メイクを施されると、あら可愛い♡となるミラクル化を発揮。

まあそれはそれで良いとして、娘を連れ戻すまでの過程がアップテンポに進む為、グイグイ引き込まれるし、向こう側の世界とかもホラーらしい異質な映像になっていて印象深い。
父親に力を貸す霊媒師の青年の活躍もめまぐるしいものがあり、中々面白く怖く、切ない作品となっておりました。
やはり、ここでも母の愛は強し、でしたね。

雰囲気的にはTVをクローゼットへと置き換えた『ポルターガイスト』ですかね。

評価:★★★☆
21/04/12DVD鑑賞(新作)
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メタモルフォーゼ/変身

2021年02月11日 16時44分20秒 | 韓国ホラー
METAMORPHOSIS
2019年
韓国
113分
ホラー/サスペンス
PG12
劇場公開(2021/01/22)



監督:
キム・ホンソン
『技術者たち』
出演:
ペ・ソンウジュンス
ソン・ドンイルジュンスの兄
チャン・ヨンナムミュンジュ
キム・ヘジュンソンウ
チョ・イーヒョンヒョンジュ



<ストーリー>
ごく平凡な一家は、新居に引っ越して以来、奇妙な現象に襲われていた。一連の怪異に人外の存在を感じ取った父親は、神父として働く弟のジュンスに助けを求めるが…。

―感想―

韓国版エクソシスト。
(。´・ω・)ん?つい最近そういう題材の映画を観たぞ?
あれだ『ディヴァイン・フューリー/使者』
今回も同じ様な感じのエクソシストものか?興味持っての鑑賞でしたが、系統が全然違った。

『ディヴァイン・フューリー/使者』はどちらかと言えばエンタメ色に染まった内容だったのですけど、本作は思い切りホラー。
完全にそっち側へと振り切っているので、『ディヴァイン・フューリー/使者』とは違う意味でハラハラしながら観れる。
何せ、邦題にあるように悪魔が人間へと「変身」するから、一家の誰が本物か偽物か区別がつかない怖さが鑑賞者にすら不安を齎していた。

解剖や、解体された動物の死骸も大量に登場するので、嫌悪感も生まれる。
グロいというより気味が悪い方向の不快さ。

悪魔の狙いは至って単純で、前述したように一家の誰かに変身し、混乱に陥れる事で殺し合いの末の家族崩壊へと導こうとしていく。
これは完全に復讐狙いであり、冒頭で悪魔払いに失敗した神父ジュンスに対しての嫌がらせでもある。

兎に角終始、不穏な空気が漂い、登場人物皆が家族に対し疑心暗鬼の目を向けているものだから、もう無茶苦茶だよ!てな展開が続くのよね。

『ディヴァイン・フューリー/使者』は割と安心した気持ちで観終えたのだが、本作はかなりドヨ~ンとした感情だけが残ります。
ハッピーエンドと言えばいいのか、バッドエンドと言えばいいのか、どっちつかずな顛末。
家族愛よりも兄弟愛の方を強く取り入れているのもあって、最後は悲しくなっちゃった。
胸糞て程ではないが、決して気分良くは鑑賞終えれないかもしれない、その辺これから観てみようかなて思っている人は頭に入れておいてください。

けど、エクソシスト映画としては非常に面白く、完成度も高い。
個人的には『ディヴァイン・フューリー/使者』よりも本作の方を推したい。
いや、両作とも優れているのだが、どっちがホラーとして好み?と聞かれたら、の話ね。

評価:★★★☆
21/02/11DVD鑑賞(新作)
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